消費者のアルコール離れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:39 UTC 版)
「日本酒の歴史」の記事における「消費者のアルコール離れ」の解説
2000年代から顕著になっているのが、日本酒に限らず、酒類一般の消費習慣から離れる酒離れあるいはアルコール離れ(disalcoholization)といわれる現象である。マスメディアでは「若者のアルコール離れ」と言われることもあるが、アルコール消費量の減少は、若者に限らず中高年でも著しい。 さらに日本酒の酒類製造免許は、市場のバランスを保つため審査が厳しいことから新規参入が難しいことも重なり、国内出荷量の低迷が続いている。 酒離れは日本だけではなく世界的な傾向で、ワイン消費大国フランスでも、2005年の同国ワイン業者組合の調査によれば、「ワインをほぼ毎日飲む」と答える人は1980年には51%だったのが、2005年には21%と大きく減少している。[要出典]その一方で日本ではワインブームが起こり、山梨県をはじめ北海道から西日本にかけて日本産ワインが作られている。また日本ではボジョレー・ヌーボーのブームも起きている(ボジョレーワイン#ボジョレー・ヌヴォーを参照)。
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