決め台詞・決めポーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 08:20 UTC 版)
「D-ジェネレーションX」の記事における「決め台詞・決めポーズ」の解説
「Suck it」の台詞と股間を両手でチョップするような形で指示すると同時に腰を振る「DXチョップ」が有名。特にショーン・マイケルズのそれは完璧な腰振りとあいまって完全にそのままの意味であり「セクシーボーイ」の名に恥じないものであった。 また、DXが頭上で両腕をクロスさせて"X"を作る「DXポーズ」もある。しかし、前者の腰を振るDXチョップがDXポーズと呼ばれることも多々あり、名称の違いについては曖昧である。 後に小学生がDXチョップを真似して社会問題化してからは股間を誇示するのではなく、股間の前で"X"を作る形に変化した。X-パックがよくやるのはこちらの形である。DXのメンバーであることを示すもので、この場合は「クソ食らえ」の意味合いが強い。現在の日本語版字幕では「クソ食らえ!」と訳されている。 お約束の決め台詞・決めポーズのパターンとしては、まずDXが頭上で両腕をクロスさせて"X"を作る決めポーズをやりながら入場してきて曲が鳴り響く中、トリプルHとマイケルズがそれぞれ反対側のコーナーのトップロープに上ってDXポーズを決める。そして、リングの中央でDXチョップを3回連続でやった後、一瞬の間を空けてもう一度DXチョップを行う。この時、DXチョップを行うタイミングに合わせて2発の花火が"X"の文字を描くように打ち上がる。 その後、トリプルHがリング中央に立ち、マイクを持ったマイケルズがトリプルHの周りを小走りで何周か走り回った後に、独特の構えでトリプルHに向かってマイクを差し出し、トリプルHも独特の構えでマイクを受け取る。 そしてトリプルHが観客に向かって「Are you ready?(準備はいいか?)」と言って観客が大歓声で応えると、「No, 〇〇, I said ARE YOU READY?(〇〇(会場がある地名の名前が入る)よ、準備はいいかってんだよ!)」と言って、より大きい歓声を呼び起こす(例えば会場がフィラデルフィアにある場合、「フィラデルフィアよ、準備はいいかってんだよ!」と言う)。 続けて「Then, for the thousands in attendance, and the millions watching at home.(いいか、会場にいる数千の観客、家で見ている数百万のファンよ)」と言った後に抗争中の相手の名前を言い、観客と一緒に「Woooooooooooooooooo Let's get ready to suck it〜〜〜〜〜!!」と叫ぶ。 そしてマイケルズがマイクを持って「If you're not down with that, we got two words for yah!(分からねえ奴には、この言葉を送ってやるぜ!)」と叫んだ後に観客に向かってマイクを向けると、観客が大声で「Suck it!!」と応えて締める。以上がDXの入場からのマイクパフォーマンスでのお約束となっている。 この「Then, for the thousands in attendance, and the millions watching at home.」と「Let's get ready to suck it!!」の部分は世界ナンバーワンのリングアナウンサーと呼ばれるマイケル・バッファーのキャッチフレーズのパロディである。 第2期にベビーターンしてからは「woooooooooooooooooo Let's get ready to」と引っ張って観客を煽ってから「Suck it〜〜〜〜〜!!」としている。
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