毒親・毒母
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:33 UTC 版)
2012年 母と娘の確執に迫ったポイズン・ママ〜母・小川真由美との40年戦争〜を文藝春秋より上梓。2週間後に出版された田房栄子の漫画「母がしんどい」と共に、毒親・毒母ブームの火付け役となり、社会現象が起こる。発表と同時に、覚悟していた好奇の目や偏見から、「親を悪く言うなんて!」と叩かれたり、小川真由美を盲信するファンからの反撃にあったりしたが、精神科医である岡田尊司著書の「母という病」の参考文献になったり、テレビや雑誌で取り上げられ、毒親・毒母の認知は確実に上がっていった。 2012年 発売と同時に「私も同じ思いをしてきました。」「泣きながら読んで救われました。」等、同じく親に苦しめられて来た人達からの声が続々と届き、大きな効果をもたらした。専門的に親子問題を扱う医者、カウンセラー、弁護士、書評家等もポイズン・ママを好評価。 2012年 問題家族とのつきあい方(文藝春秋BOOKS)しまおまほと対談。 2012 - 2015年 毒母ミーティング(トークイベント)阿佐ヶ谷LOFT。臨床心理士の信田さよ子、田房永子と共に10回に渡り定期開催。ゲストに精神科医の斉藤環、内田春菊、増田ぴろよ、勝山実、二村ヒトシ、大和彩、他。司会にしまおまほ、北原みのり、新井桜奈、他。チケットは毎回完売。大阪ロフトプラスワンでも開催された。 2013年 婦人公論(女性誌)インタビュー。当初は母である小川真由美との対談を求められるが断じて断り、2人別々のインタビューに。真由美の無自覚な毒母ぶりが話題を呼ぶ。 2014年 フランスの女優、エヴァ・イオネスコが母親のイリナ・イオネスコの虐待にあっていた少女時代を、自ら監督となり映画化したヴィオレッタ(映画)にいがた国際映画祭。トークショーゲスト。 2014年 ヴィオレッタ(映画)シアター・イメージフォーラム。信田さよ子と共にトークショーゲスト。 2014年 ヴィオレッタ(映画)シネマート六本木。エヴァ・イオネスコ監督と主演のアナマリア・ヴァルトロメイが来日し、歓談。ポイズン・ママを献本。「生きてて良かった!」と大感激。 2017年 STORY(女性誌)インタビュー。 2018年 ポイズン・ママが電子書籍化。 2019年 Wezzy(Webマガジン)インタビュー。 2021年 「毒親から離れて、幸せになる方法」(宝島社ムック本)インタビュー。 その他、読売新聞、夕刊フジ、週刊文春、週刊新潮、文藝春秋、女性自身、女性セブン、週刊女性、VERY、Grazia、Gina、週刊プレイボーイ、季刊Be!、多数。
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