シアター・イメージフォーラムとは? わかりやすく解説

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イメージフォーラム

(シアター・イメージフォーラム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 06:10 UTC 版)

イメージフォーラム
Image Forum
イメージフォーラム
種類 任意団体
本社所在地 日本
150-0002
東京都渋谷区渋谷2丁目10-2
設立 1977年1月1日
業種 サービス業
事業内容 映像文化の向上を目的とする活動
定期上映活動、新人作家の育成ほか
代表者 富山加津江
主要部門 シアター・イメージフォーラム
イメージフォーラム映像研究所
主要子会社 株式会社ダゲレオ出版
関係する人物 かわなかのぶひろ(創業者)
外部リンク 公式ウェブサイト
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イメージフォーラム (Image Forum) は、東京都渋谷区を拠点に、映画・映像関連の活動をしている団体である。シネマテーク映画館、出版社、映像作家の養成、映像関連の講演などを事業活動している。

映像作家のかわなかのぶひろ1977年昭和52年)に設立して実験映画の制作・配給・上映、さらに映像作家育成の講座を開設していた団体「アンダーグラウンド・センター」が前身[1]。かわなかの妻である富山加津江(とみやま かつえ)が代表を務める。1987年から毎年、国内外の芸術的な作品を集めた祭典「イメージフォーラム・フェスティバル」を開催している。

シアター・イメージフォーラム

四谷にあった映画館「シネマテーブル」を移転する形で、2000年平成12年)9月に開業した[1]。建物は建築家・高崎正治の設計であり、1階の「イメージフォーラム1」と地下に「イメージフォーラム2」の2つの上映室がある[1]。イメージフォーラムは2008年(平成20年)に始まった取り組み、映画館大賞に参加している。

ダゲレオ出版

1980年(昭和55年)、イメージフォーラムの出版部門として設立された。所在地はイメージフォーラムと同一で、代表もイメージフォーラムと同じく富山が務めている。

1980年6月、かわなかが編集長として雑誌『月刊イメージフォーラム』を創刊するが、95年7月に休刊。99年に季刊誌『イメージフォーラム』として復刊するが、2000年に再度休刊となった。

関係者

  • 服部滋 - 「月刊イメージフォーラム」創刊メンバーでのちに編集長。のちにウェッジ文庫の編集長もつとめた。
  • 高崎俊夫 - フリー編集者。「月刊イメージフォーラム」の編集部に勤務していた。
  • 梅本洋一 - 評論家。「月刊イメージフォーラム」に連載をもっていた。

イメージフォーラム映像研究所

イメージフォーラムに併設されており、映像関連の講座を開講している。

関係者

  • 白川幸司 - 映画監督。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 村上賢司 - 映画監督。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 大木裕之 - 映像作家。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 井口奈己 - 映画監督。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 望月六郎 - ポルノビデオ監督。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 成瀬活雄 - 映画監督。イメージフォーラム映像研究所修了
  • ALIMO - 現代美術作家。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 金村修 - 写真家。イメージフォーラム映像研究所修了
  • タナダユキ - 映画監督。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 岩田ユキ - 映画監督。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 竹林紀雄 - テレビ演出家。日本映画監督協会理事。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 石田尚志 - 現代美術家。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 大山慶 - アニメーション作家。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 野村雅夫 - DJ。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 亜矢乃 - タレント。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 加藤到 - 映像学者。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 渡辺智史 - 映像作家。イメージフォーラム映像研究所修了
  • 久保直樹 - 映画監督。イメージフォーラムより受賞
  • 平林勇 - 映像監督。イメージフォーラムより受賞
  • Visual Brains - 映像作家ユニット。イメージフォーラムより受賞
  • 青木英美 - 脚本家。イメージフォーラムより受賞
  • 平野勝之 - ポルノビデオ監督。イメージフォーラムより受賞
  • 鈴木志郎康 - 映像作家。イメージフォーラム講師

脚注

外部リンク


シアター・イメージフォーラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 03:06 UTC 版)

イメージフォーラム」の記事における「シアター・イメージフォーラム」の解説

四ツ谷にあった映画館「シネマテーブル」を移転する形で、2000年平成12年9月開業した建物建築家高崎正治設計であり、1階に「イメージフォーラム1」、地下に「イメージフォーラム2」と、2つの上映室がある。イメージフォーラム2008年平成20年)に始まった取り組み映画館大賞参加している。

※この「シアター・イメージフォーラム」の解説は、「イメージフォーラム」の解説の一部です。
「シアター・イメージフォーラム」を含む「イメージフォーラム」の記事については、「イメージフォーラム」の概要を参照ください。

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