シアターフラッグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:07 UTC 版)
春川 司(はるかわ つかさ) シアターフラッグ黒幕、愛称は「鉄血宰相」。31歳。 シアターフラッグ主宰・巧の兄であり、普段は工務店で勤めている。「2年以内に300万円返せなければ、劇団を畳め」という条件で巧に金を貸し、2年間限定ではあるが経理も担当している。 金銭を顧みないまま演劇に没頭し、貧乏暮らしをこじらせて体を壊し、早世した父親がおり、そのことから演劇を快く思っていない。そのため、劇団にかかわっていながらも、巧や劇団員に対しては一線引いて接する。 劇団員とは一線引いた立ち位置を維持していることや、社会人として一般的な金銭感覚から劇団の経理に携わることなど、作者の有川は「司は自分がもっとも投影されたキャラクターである」としている。 春川 巧(はるかわ たくみ) シアターフラッグ主宰、また脚本を担当する。愛称は「泣き虫主宰」。28歳。 幼少のころはいじめられっ子であり、そのために外出・登校しても息を潜めて生活するような子供であったが、これを心配した父親に、父親が関わっていた劇団のワークショップへ参加を勧められたことをきっかけに克服。また、演劇に没頭するようになった。 演劇一筋であったため、時間感覚や金銭感覚に疎く、脚本の締め切りを守らないなど、司にたびたびどやされている。 自らが作っていた演劇が、プロの声優である千歳に届いていたことに感激し、それまでの「楽しいだけでよい」演劇をやめる決意をするが、それによって劇団員の離反を招く。 羽田 千歳(はねだ ちとせ) シアターフラッグ女優、愛称は「ディープインパクト」。25歳。 人気声優であり、子供のころから声優の仕事に携わっていたため、芸歴は長い。しかし、そのために自分の実力などさまざまな点に悩んでおり、その突破口としてシアターフラッグへの参加を決意する。結果的にシアターフラッグは分裂してしまったため、残ったメンバーからはその衝撃から「ディープインパクト」と評されるようになった。 モデルとなったのは前述のとおり沢城みゆきである。舞台化された際には沢城本人が千歳役を務めた。 早瀬 牧子(はやせ まきこ) シアターフラッグ女優、愛称は「看板女優」。 黒川 勝人(くろかわ かつひと) シアターフラッグ俳優、愛称は「熱血担当」。 秦泉寺 太志(じんぜんじ ふとし) シアターフラッグ俳優、愛称は「丸いペシミスト」。 小宮山 了太(こみやま りょうた) シアターフラッグ俳優、愛称は「二枚目担当」。 茅原 尚比古(かやはら なおひこ) シアターフラッグ俳優、愛称は「ニックネーム・マスター」。 清水 スズ(しみず すず) シアターフラッグ女優、愛称は「うっかりスズべえ」。25歳。 大野 ゆかり(おおの ゆかり) シアターフラッグ女優、愛称は「なにわリアリスト」。 石丸 翼(いしまる つばさ) シアターフラッグ俳優、愛称は「忠犬石丸」。25歳。 松本 優依(まつもと ゆい) シアターフラッグ元女優。
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