シアターセブンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > シアターセブンの意味・解説 

第七藝術劇場

(シアターセブン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 10:56 UTC 版)

第七藝術劇場
The Seventh Art Theater

サンポードシティビル(第七藝術劇場は6階)
地図
情報
通称 ナナゲイ
正式名称 第七藝術劇場
開館 2002年
収容人員 93人
設備 ドルビーデジタル
用途 映画上映
運営 有限会社第七藝術劇場
所在地 532-0024
大阪府大阪市淀川区十三本町1-7-27
サンポードシティビル6階
位置 北緯34度43分8秒 東経135度28分50.2秒 / 北緯34.71889度 東経135.480611度 / 34.71889; 135.480611 (第七藝術劇場
The Seventh Art Theater
)
座標: 北緯34度43分8秒 東経135度28分50.2秒 / 北緯34.71889度 東経135.480611度 / 34.71889; 135.480611 (第七藝術劇場
The Seventh Art Theater
)
アクセス 阪急電鉄十三駅西改札口より徒歩5分
外部リンク http://www.nanagei.com/
テンプレートを表示

第七藝術劇場(だいななげいじゅつげきじょう)は、大阪府大阪市淀川区十三にある映画館ミニシアター)。通称ナナゲイ。リッチョット・カニュード(英語版)が「映画は7番目の芸術である」と定義したのが名称の由来である[1]

1スクリーン(93席)の劇場で、ドキュメンタリー映画やアート映画、インディーズ映画などを中心とした独自のセレクトで上映しており、ゲストによる舞台挨拶やトークイベントも多数開催している[2]

沿革

1946年、十三の地に映画館「十三劇場」「十三朝日座」が設立された[3]。1957年時点では朝日座は大映の封切館であり「大映朝日座」と名乗っていた[4]。1972年には十三劇場と朝日座を解体され、総合レジャービル「サンポードシティ」が完成。映画館「十三シネマ」が現在の第七藝術劇場と同じ場所に開館。1985年には「十三シネマ」が「サンポード・アップルシアター」に改称され、主に松竹系の作品を中心に上映した[3]。1991年には劇映画「あーす」(金秀吉監督・篠田三郎出演。文化庁優秀作品賞受賞)を制作した。

1993年に「サンポード・アップルシアター」が閉館し、劇場を流用する形でシネカノンが経営母体となった「第七藝術劇場」(第一次)が開館[3]。『月はどっちに出ている』(崔洋一監督)や『幻の光』(是枝裕和監督)などのヒット作を上映していた。

1999年には経営悪化で閉館したが、2002年に組織体制を一新して、有限会社第七藝術劇場を経営母体に、映画ファンと地元商店街による市民出資型映画館として「第七藝術劇場」(第二次)が開館。2005年9月にはいったん休館するものの、2005年12月に営業再開。

同劇場をロケ地として撮影した映画に『夜のまにまに』などがある。

シアターセブン

2011年4月にNPO法人淀川文化創造館がサンポードシティビル5階に開館した映画館。2016年1月にNPO法人淀川文化創造館を解散し、株式会社淀川文化創造館を設立した[5]。2020年1月に第七藝術劇場と経営統合。同劇場とは姉妹館としての位置づけである。

編成協力

2023年(令和5年)10月にオープンした扇町ミュージアムキューブ内で上映される「扇町キネマ」では映画プログラム編成のパートナーとなっている[6]

脚注

  1. ^ 第七藝術劇場「What is "7Gei" ?
  2. ^ 第七藝術劇場 20周年、機材リニューアル!大阪・十三に映画文化を遺したい!”. camp-fire.jp. 2025年5月24日閲覧。
  3. ^ a b c 第七藝術劇場”. 港町キネマ通り (2013年8月). 2014年2月8日閲覧。
  4. ^ 昭和32年の大阪府の映画館”. 中原行夫の部屋(原資料「キネマ旬報」). 2014年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月8日閲覧。
  5. ^ 株式会社設立のご報告”. 2019年1月12日閲覧。
  6. ^ 扇町キネマ”. 扇町ミュージアムキューブ. 2023年10月2日閲覧。

外部リンク


シアターセブン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 15:05 UTC 版)

第七藝術劇場」の記事における「シアターセブン」の解説

2011年4月NPO法人淀川文化創造館がサンポードシティビル5階開館した映画館2016年1月NPO法人淀川文化創造館解散し株式会社淀川文化創造館設立した

※この「シアターセブン」の解説は、「第七藝術劇場」の解説の一部です。
「シアターセブン」を含む「第七藝術劇場」の記事については、「第七藝術劇場」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「シアターセブン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シアターセブン」の関連用語

シアターセブンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シアターセブンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの第七藝術劇場 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの第七藝術劇場 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS