岩田ユキとは? わかりやすく解説

岩田ユキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/22 09:06 UTC 版)

いわた ゆき
岩田 ユキ
出生地 日本 静岡県島田市
職業 漫画家映画監督
ジャンル 漫画映画 
主な作品
映画
檸檬のころ
指輪をはめたい
テンプレートを表示

岩田 ユキ(いわた ユキ)は、日本漫画家・映画監督脚本家イラストレーター作詞家白田恵名義)。挿絵(岩田すず名義)

人物・来歴

静岡県島田市出身。静岡県立金谷高等学校卒業後、OLとして地元企業に勤務する。その後、名古屋の専門学校に進学し、

卒業後、大阪の文具メーカーでキャラクターデザイナーとして勤務する。

その後東京に移り、セツ・モードセミナーに在学しながら、フリーのイラストレーターとして「nicola」(新潮社)、「KERA」(インデックス・コミュニケーションズ)、「zipper」(祥伝社)等の雑誌で活躍し、学研等ではキャラクターデザイナーとして活動。2000年から映像制作を開始する。イメージフォーラムENBUゼミナールで映像・脚本を学ぶ(ENBUゼミでの担任講師は中島哲也)。

インディーズ時代はイラストレーターらしいアニメやパペットなどを使ったアート作品が主流だった。

数多くのインディーズ映画祭で受賞し、空気公団などの音楽PVも手がけた。

ぴあフィルムフェスティバル受賞の『新ここからの景』を境に、ヒューマンドラマに作風が移行。

2007年、『檸檬のころ』で長編映画を初監督する。この作品の主題歌「hikari~檸檬のころ~」の作詞を、

作品の主人公・白田恵名義で行う。絵コンテはそのまま漫画として読める程の丁寧な描き込みを行う[1]

2010年スキマスイッチのドラマPV『8ミリメートル』でショートショートフィルムフェスティバルミュージックショートPV部門最優秀賞受賞。

2011年『指輪をはめたい』監督・脚本。

2018年より漫画家として活動。『おナスにのって』が双葉社漫画アクションカミカゼ賞佳作を受賞

2019年『悪者のすべて』が小学館新人コミック大賞 青年部門入選

2020年より漫画アクションにて『ピーチクアワビ』を連載中

主な作品

短編映画

  • お別れのあいさつ(2000年、監督・脚本・美術・編集)
    • 調布短編映画祭入選
    • ショートブレイク大賞グランプリ
  • 僕はコッソリ泣きました(2002年、監督・脚本・美術・編集) 
  • 空気公団PV「旅をしませんか」「通りは夜だらけ」「窓越しに見えるは」(2003年、監督・美術・編集)

長編映画

イラスト

漫画

  • おナスにのって(2018年)双葉社 漫画アクションカミカゼ賞佳作
  • 悪者のすべて(2019年)小学館 新人コミック大賞 青年部門入選
  • ピーチクアワビ(2020年)漫画アクション
  • おばけ手帖 とぼけた幽霊編 (岩田すず 名義)

参考文献

出典・脚注

  1. ^ 檸檬のころ』より

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岩田ユキ」の関連用語

岩田ユキのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岩田ユキのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの岩田ユキ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS