殲撃12とは? わかりやすく解説

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【殲撃12】(せんげきじゅうに)

  1. 中国次期戦闘機計画中国航空工業第1集団公司(AVIC-I)傘下成都航空工業CAC)第611研究所瀋陽航空機工業SAC)第601研究所開発している機体で、「J-XX」とも呼ばれる
    成都航空カナード付き無尾翼デルタ機体瀋陽航空後退翼水平尾翼組み合わせた通常形式機体設計した
    エンジンロシアRD-33クラス若しくはAL-31Fクラスのものを搭載する予定で、推力偏向ノズル付きプロトタイプ2002年珠海航空ショー展示された。

    機体制御瀋陽航空開発した新型フライバイワイヤー行われレーダーはKLJ-5(又は1475型)と呼ばれるアクティブフェイズドアレイレーダー搭載される。
    この新型レーダー対空対地・対水上用マルチ・モード有しており、捜索追跡距離も長く同時に多数目標追跡攻撃できるという。

    なお、ロシア中国第5世代戦闘機共同開発生産提案しており、ロシアによると「完成すると、性能はF-22やF-35並になる」と言われいるらしいが、この提案受けたという情報は無い。

  2. 中国南昌飛機製造公司開発した試作小型軽量戦闘機
    固定武装は30mm機関砲1門と23mm機関砲1門を装備しPL-2赤外線誘導空対空ミサイルを2発搭載する
    当時中ソ対立によるJ-7就役の遅れが発生した為、純国産戦闘機として大きく期待されたが、文化大革命影響低性能だったため1978年開発中止になっている
    製造数合計4~6機と推定されている。

    【スペックデータ】
    乗員:1名
    全長:10.30m
    全高:3.73m
    全幅:7.20m
    翼面積:16.0m²
    空虚重量:3,172kg
    最大離陸重量:4,530kg
    最大速度マッハ1.472
    エンジン:渦噴6乙(WP-6B)ターボジェットエンジン推力30.4KN(ドライ)/39.716KN(A/B))×1基
    航続距離:688km
    実用上昇限度16,970m
    上昇率10,800m/min
    武装:30mm機関砲×1門、23mm機関砲×1門、PL-2×2



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