武芸諸譜翻訳続集とは? わかりやすく解説

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武芸諸譜翻訳続集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 23:39 UTC 版)

武芸諸譜」の記事における「武芸諸譜翻訳続集」の解説

1610年光海君の命により、崔起南が『武芸諸譜続集』を基にハングル訳したものが『武芸諸譜翻訳続集』である。 以前十八巻本には欠けていた、日本剣術、対倭寇戦術日本国情などを加筆した紀効新書十四巻本』(1588年)を引用して日本考」四巻付け加えられ日本の地理風俗戦術剣術などを解説した17世紀ハングル文法の例としても史料的価値は高い。 ここまで朝鮮兵書編纂は、対日戦での苦渋記憶から、日本相手軍隊強化目的であり、兵卒向けに絵図多用したハングル訳書籍でもそれがうかがえるまた、精神修養兼ねるものではなくあくまでも兵卒軍事技術である。 ところが、1627年丁卯胡乱1636年丙子の乱では、満州騎兵火砲主力にする清軍を相手に、大幅な戦術転換迫られることとなった。更に清朝中国支配による戦争の終結で、以後一世紀渡り忘れさられるまた、これらとは別に、降倭からは積極的に鳥銃戦術習得努め朝鮮鳥銃隊は高い練度見せた孝宗は清より、黒竜江からの南下狙った新勢力ロシアとの戦い兵力派遣を命ぜられ(1654年1658年羅禅征伐ko:나선정벌)鳥銃隊を送っている。派遣部隊は、数で上回る露軍撃退する功績挙げた

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