檜山丸
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1988年(昭和63年)8月、財団法人少年の船協会へ2億8千万円で売却され、同協会の20周年事業として和歌山県の三井造船由良工場で旅客用浴室・イベントホール、車両甲板後部への旅客用食堂設置など船内を改造、エンジンも重油使用に改造の上、1989年(平成元年)3月23日に青少年研修船「21世紀号」として竣工し再就航し3月27日から4月4日まで東京晴海 - 釜山間の航海より就航し、船体前方3分の2は第二期計画用の予備スペースとして改装されなかった。その後予想以上に運航経費がかさみ1992年(平成4年)係船され、1999年(平成11年)4月に韓国企業が6千万円で購入し、釜山 - 馬山間でフェリーとして運航する予定だったが、2000年(平成12年)には、シンガポールのPrima Bridge Island Pte.の保有船となりカーフェリー「RISING STAR III」となった。さらにインドネシアのフェリー運航会社PT Prima Vistaに売却され、「Mandiri Nusantara」に改称されたが2009年(平成21年)5月31日、スラバヤのタンジュン・ペラ港から東カリマンタンのバリクパパンへの航海の途中、カラミアン島沖で車両甲板にあった車両から出火し、炎上ののち船体は全焼した。この事故では、350人の乗客・船員は救助されたものの、15人が行方不明となった。
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