外観・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 14:14 UTC 版)
両船とも、船体塗色に変化はなく、後部煙突兼マスト上半分の識別塗色も、石狩丸(3代)が赤(5R4/14)、檜山丸(2代)がうすい桜色(2.5RP9/1)のままであった。このほか、識別のため、遊歩甲板への両舷の階段出口の形が、側面から見て、石狩丸(3代)では長方形であったのに対し、檜山丸(2代)では船首側が斜面になった台形であった。 なお国鉄では、この2隻を「石狩丸型」と称したが、かつて1946年(昭和21年)建造の石狩丸(初代)を筆頭とするH型船3隻も「石狩丸型」と呼称したことがあった。 また、石狩丸(3代)の客載車両渡船改造就航後、津軽丸型に比べ、ドライブプロペラ(出航前の主軸回転開始指令)後の客室の騒音振動の大きいことが判明したため、続く檜山丸(2代)の改造工事では、補強用の鋼材を組んだ上に甲板室を載せ、客室床下に10ミリの弾力ゴムを敷く対策がなされた。
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