外観の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 06:42 UTC 版)
「西鉄600形電車 (鉄道・2代)」の記事における「外観の変遷」の解説
本形式の特徴として上述通り、デビュー時から現在および廃車時まで、外観が大きく変化したことが挙げられる(異端車653を除く)。目につきやすい例を挙げると前照灯で4種類(窓上1灯→窓上2灯→窓下前照灯のみ→窓下尾灯と横並び)、行先表示で3種類(窓下に行先板→窓下に行先幕→窓上に行先幕)、塗装で3種類(茶色→水色→黄色)、連結器まわりで3種類(密着連結器→密着連結器と排障器→自動連結器)などである。これら全ての組み合わせが存在するわけではないが、過度期にはこれらのパターンが重なり、一部でしか見られなかった編成も存在した。ただし車体の基本仕様は変わっておらず、窓・ドア・通過標識灯の位置は、デビュー以来そのままである。 7次車モ6261灯式の大型ヘッドライトが特徴。写真は冷房化改造された姿。登場時は非冷房だった。行き先表示は3次車までは看板式、4次車から手動式の行き先幕となった。(1975年 - 79年ごろ、西鉄小郡駅にて) 9次車モ6311971年製8次車(モ628 -)から前照灯がシールドビーム2灯式に変更された。なお、700形の登場時も同様である。(1975年 - 79年ごろ、西鉄小郡駅にて) ク6641977年 - 80年にかけて実施された方向幕自動化改造では、初期の施工車には前照灯2灯のみ(尾灯は標識灯と共通タイプ)という改造もされたが、短期間のみの存在で、前照灯・尾灯が一体型の姿に再改造されている。700形もいったんはこの姿になっている。(日時不詳、西鉄小郡駅にて) ク680ヘッド・テールライトが一体型に交換されたが、この時点では塗装未変更であった。このあと、アイスグリーン色に変更された。(日時不詳、西鉄二日市駅に停車中の車窓から)
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