機械の構成とは? わかりやすく解説

機械の構成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 02:00 UTC 版)

全自動圧着機」の記事における「機械の構成」の解説

機械は、以下の要素構成されている。 電線フィード部 電線束(電線リール)から電線を送る機構ローラーベルト電線挟み等を行い電線送りつつ、電線長さを測っていることが多い。当然、測長の誤差発生させないようにするために滑り止め等の工夫施されている。電線束からローラー等の駆動部までの間は、電線束から電線滑らかに供給されるガイド取り付けられている。また、鋏のように刃を交差させることで電線切断する等の方法で、電線切断カット)するための機構備えられている。 搬送部 ストリップ部圧着機等で加工出来るように、電線フィード供給され電線掴み移動させる機構である。この機構がない機械存在する電線を掴む部品も、ストリップ等の加工によって電線引っ張られ、持つ位置ずれないように滑り止め加工が行われている。 搬送方法は、「旋回搬送」「平行搬送」がある。 旋回搬送は、アーム呼ばれる部品先端に、電線を掴む為の機構等を取り付けて電線掴み、そのアーム特定の位置多く場合はその反対の端)に駆動部品を取り付け、その位置中心として、旋回動作を行うことにより電線移動させる方法である。旋回動作は、動作開始位置を0度として、左に30度の位置にあるストリップ部、更に50移動した位置ある圧着機位置移動した後に、右へ80移動し開始位置に戻る動作となり、回転する動作ではない。ストリップ部圧着機は、旋回中心部へ向くよう、旋回円周沿って配置される。 平行搬送は、電線を掴む為の機構にて電線掴み、その機構電線方向に対して平垂直方向に直線移動を行うことにより、電線移動させる方法である。移動は、動作開始位置を0として、左に10cmの位置にあるストリップ部、更に左に20cm移動した位置にある圧着機位置移動した後に、右へ30cm移動し開始位置に戻る動作となる。ストリップ部圧着機は、搬送移動合わせるよう、並列配置されるストリップ部 ストリップ部被覆電線被覆剥ぎ電線芯線導体部)を露出する加工を行う機構である。ストリップ方法は、被服電線対し、刃を上下または左右等、対称に刃を被覆挿入し電線または刃を引っ張ることにより、被覆剥ぎ芯線露出されるこの他にも、レーザー使用し被覆を焼く方法もある。 圧着機 ロッド呼ばれる部品で、アプリケータ押し込み圧力をかけ、電線端子圧着する。 アプリケータ 圧着機からの押し込み圧力使用し端子圧着する。端子形状合わせて製作されている。そのために種類豊富にある。 連続端子繋がっている端子)を送る機構端子電線圧着する機構端子繋がっている部分切り落とす機構備わっている多くアプリケータは、端子送り圧着し、端子切り離す動作圧着押し込み動作1回で行う。アプリケータ正面から見た時に端子供給方向が、横から行われるものを「サイドアプリ」、後ろら行われるものを「エンドアプリ」と呼んでいる。

※この「機械の構成」の解説は、「全自動圧着機」の解説の一部です。
「機械の構成」を含む「全自動圧着機」の記事については、「全自動圧着機」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「機械の構成」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」から機械の構成を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から機械の構成を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から機械の構成を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「機械の構成」の関連用語

機械の構成のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



機械の構成のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの全自動圧着機 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS