機体の設計・開発とは? わかりやすく解説

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機体の設計・開発

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/10 21:44 UTC 版)

ルータン ボイジャー」の記事における「機体の設計・開発」の解説

ボイジャーバート初期に手がけたバリ・ビゲンやバリ・イージーと同じくエンテ型の翼配置採用し前翼カナード翼端から主翼中央部通って機体後方突き出した左右2本のブーム先端それぞれ1枚ずつの垂直尾翼備えていた。翼のアスペクト比誘導抗力を減らすため大きく取られ、非常に細長いものとなった。なるべく機体軽くし、かつ十分な強度持たせるために構造材料としてはガラス繊維炭素繊維それにケブラーといった強化繊維樹脂との複合材料である、繊維強化プラスチック (FRP) が多用された。エンジン配置牽引式プロペラ用と推進式プロペラ用を機体前後それぞれ1基ずつ装備するという一見変わったものであったエンジンとして当初ライカミング (en:Lycoming Engines) 製のO-235(空冷式出力約110hp)を搭載していたが、後に牽引用としてコンチネンタル (en:Continental Motors) 製のO-240(空冷、130hp)、推進用として同じくコンチネンタルのIOL-200(液冷、110hp)に換装している。なお、牽引用と推進用を両方作動させるのは離陸上昇時だけで、飛行安定した後部推進エンジンのみで巡航する仕様となっていた。 機体の製作は主にバートディックイェーガー三人ボランティアの手によって進められ計画必要な資金大部分個人的な寄付頼っていた。製作には約4年の時を費やし1984年6月22日にようやく初飛行成功したその後1年半ほどかけて試験改良行い1986年12月には計画実行するための準備整った

※この「機体の設計・開発」の解説は、「ルータン ボイジャー」の解説の一部です。
「機体の設計・開発」を含む「ルータン ボイジャー」の記事については、「ルータン ボイジャー」の概要を参照ください。

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