横須賀学館(横浜創学館or横須賀学院)
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「新約「巨人の星」花形」の記事における「横須賀学館(横浜創学館or横須賀学院)」の解説
神奈川県予選2回戦での対戦相手校。前年度成績は神奈川県予選準優勝。 巳土里長太郎(みどり ちょうたろう) 横須賀学館野球部のエースで2年。右投。表向きは礼儀正しい美少年といった様子だが、本性は冷酷で凶暴。自分より格下と見なした相手を見下し、暇つぶしや憂さ晴らしにチームメイトの1年に暴力を振るうなど、多くの非道な行いをしており、自身のグローブに触れたという理由だけで相手の手をスパイクで踏みつけたこともある。また、過去にはチームメイトに暴力を振るい、病院送りにしたことさえある。偵察に訪れた花形たちを罵倒し、水野に故意にボールをぶつけ、花形と新海を激怒させた。横須賀学館の悪しき風習や周囲の環境が、彼をこのような冷酷な性格に変貌させている。 強豪校のエースに相応しい実力を備え、1年時でユニフォームを得た上に1番のエース投手にまで上り詰めた実績を持つ。自らの実力に傲慢とも取れる程の自信を持っている。紅洋戦では決め球であるシンカー「大蛇(オロチ)」を駆使し、花形にも負傷した足に向けて故意に死球を与えるなど徹底的に紅洋打線を苦しめるが、9回表に花形に満塁ホームランを打たれ、逆転をされる。自らの決め球を初めてスタンドまで運んだ花形を自分以上の天才と認め、悪態を吐きながらも水野にボールをぶつけたことを詫びた。 竜崎丈一郎(りゅうざき じょういちろう) 横須賀学館野球部の主将であり、4番バッター。長身痩躯でメガネを掛けた理知的な風貌の青年。巳土里ほどではないが、格下と見なした相手を見下す節が見られる。細身な体格に似合わず、かなりの長打力の持ち主であり、紅洋戦では滝から場外2ランを放った。 巳土里の横暴を完全に容認しており、巳土里がチームメイトに暴力を振るっても注意すらしない。 矢沢真治(やざわ しんじ) 横須賀学館野球部の監督。一見すると温和そうな人物だが、極度の実力至上主義者で勝利にシビアで狡猾な一面を見せる。ラフプレーを指示したり、他の選手に巳土里の暴力を口外しないように釘を指すなど、指導者にあるまじき言動をすることが度々ある。監督という立場でありながら、竜崎同様にエースの巳土里の横暴を容認しており、巳土里からはタメ口で話されている。当初は強豪校であることを鼻にかけ、紅洋ナインを完全に見下していたが、花形の真の実力を知り、その才能に驚愕する。
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