横須賀市と三浦市の消防業務の広域化
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「三浦市」の記事における「横須賀市と三浦市の消防業務の広域化」の解説
横須賀市 と三浦市 の消防業務は、2017年(平成29年)4月1日から一体化し、広域化を行っている。これは三浦市から横須賀市へすべての消防事務(消防団及び消防水利の維持管理事務を除く。)を事務委託し、消防組織を1消防局4消防署として、消防業務の広域化を行うものである。 両市は2013年(平成25年)4月から指令業務の共同運用を開始したが、それぞれの市域で発生した災害に対応できるのは当該市域の消防組織によることが原則となっていた。そこで両市ではさらなる消防体制の強化と消防部隊の効率的な運用を図るため、委託方式による広域化の協議を開始し合意に至った。 また、神奈川県は2015年(平成27年)11月12日に、「消防広域化重点地域」として横須賀市と三浦市を指定した。 これは、「市町村の消防の広域化に関する基本指針」(平成18年消防庁告示第33号)に基づく枠組みで、国や都道府県における措置を他の市町村よりも先行して集中的に実施することにより、自主的な市町村の消防の広域化を着実に推進するものである。なお、協議会方式により消防指令事務の共同運用を行っている市町村が消防広域化に移行するのは、全国初の取り組みである。
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