樂經とは? わかりやすく解説

楽経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 09:52 UTC 版)

楽経(がっけい)とは、儒教で大切にされる六経(りっけい)の一つ。

儒家の経典。音楽について述べたというが伝わらず、秦の焚書で失われたとも、本来なかったともされる。五経とあわせて六経とする。

始皇帝焚書坑儒により現在に伝わらないと言われている。ただし、その内容には異論があり、もともと儀礼に付けられた儀式音楽そのものであったという説、『詩経』に付けられた音楽そのものであったという説と、音楽理論に関する書物であって古くに亡佚したという説がある。『楽経』の注釈書である「楽記」(がっき)は前漢の戴聖によって『礼記』に収められている。

関連項目


楽経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/29 01:57 UTC 版)

「伝」の記事における「楽経」の解説

楽記 - 『礼記』に収録されている。

※この「楽経」の解説は、「伝」の解説の一部です。
「楽経」を含む「伝」の記事については、「伝」の概要を参照ください。

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