極東本部基地(通称ダイブハンガー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 10:03 UTC 版)
「地球平和連合TPC」の記事における「極東本部基地(通称ダイブハンガー)」の解説
千葉県房総半島沖に建造された人工島で、TPC極東本部の中枢施設である海上要塞基地。TPC本部、最高司令部、GUTS司令部などが置かれている。広大な設備は海底深部にあるが、中枢機能は浮上機能を有するピラミッド部に集中している。 地球防衛軍(UNDF)の海上本部基地として2001年から建設が始められたが、防衛軍解体後の2005年に危険兵器などが処分され、軍事基地から改装されてTPC極東支部基地となった。基地内には約3000人のスタッフが常駐しており、最上階のGUTS司令部をはじめ、総監室や会議室、隊員たちのプライベートルームなどの居住区域、レクリエーション施設、中央部の広大な通路、様々なライドメカや装備などの開発・整備を行うライドメカ格納庫と整備場、ガッツウイング1号・2号の発進カタパルトが置かれ、警務局、科学研究局、情報局、医務局などの部門が存在する。 基地は海上から海底深くまで続く巨大な四角い柱のような形状となっている。4本の巨大支柱によりピラミッド型の最上部を海上へ浮上、海中へ潜水させることが可能で、普段は海中に沈んでいるが、緊急時などには海上へ浮上する。ガッツウイング2号が発進する際にはピラミッド上半分が左右に大きく展開する。ピラミッド下部および地下部には、日本本土と繋がる海底トンネルシークレット・ロードや機関部、アートデッセイ号用の地下133階F4ドックや専用エレベーター・発進ゲート、ドルファー202用の発進ゲートが設置されている。 『ウルトラマンティガ』第19話のゴブニュ(ヴァハ、ギガ)や、第31話のビザーモ、第48話のメンジュラなど、様々な侵略者の攻撃・襲撃を受けたことも多く、第51話ではガタノゾーアが世界規模で発生させた「闇」に基地全体が覆われて基地機能が完全停止し、ダイゴ以外の全スタッフがアートデッセイ号で脱出する事態に陥ったが、サワイとヨシオカの意志によって当面復興のシンボルとして継続使用が決まり、劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』で闇の巨人が復活した際には、この基地が再起動している。その後は航空司令部として機能している。
※この「極東本部基地(通称ダイブハンガー)」の解説は、「地球平和連合TPC」の解説の一部です。
「極東本部基地(通称ダイブハンガー)」を含む「地球平和連合TPC」の記事については、「地球平和連合TPC」の概要を参照ください。
- 極東本部基地のページへのリンク