大鳩超獣 ブラックピジョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 17:20 UTC 版)
「ウルトラマンAの登場怪獣」の記事における「大鳩超獣 ブラックピジョン」の解説
第18話「鳩を返せ!」に登場。 鳩の帰巣本能を利用してTAC極東本部基地を攻撃しようと目論んだヤプールにより、三郎少年が飼っている伝書鳩の小次郎の脳を宇宙怪獣に移植して製造された超獣。 ヤプールの命令に従う一方で三郎少年の鳩笛にも時折操られて勝手に現実世界に出現し、ヤプールを慌てさせる。武器は翼で巻き起こす強風、口からの火炎放射と毒液のほか、嘴での攻撃や、腹の巨大な角を飛ばす攻撃を用いる(後者は一度刺さると抜けなくなる)。Aとの戦いでは毒液を顔面に浴びせ、動けなくなったところに上空からビルを落下させるなどして一時的にAを気絶に追いやる。その後もメタリウム光線を腹部で吸収して跳ね返し、Aを敗北寸前まで追い詰めるが、三郎少年の鳩笛に気をとられている間に背後からダイヤ光線を浴びせられ、倒される。その後、戻ってきた小次郎は三郎少年の手の中で息を引き取る。 デザインは鈴木儀雄が担当した。 内山まもるの漫画版『ウルトラマンA』では、基本的な流れはテレビ版と同じだが、最後は鳩の小次郎が無事に生還する点が異なる。 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、失敗作で善悪の判断ができない超獣となり、処刑されかけたところをタロウに助けられて仲間となる。
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