植物もどき怪獣 ゾラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 02:52 UTC 版)
「ウルトラマン80の登場怪獣」の記事における「植物もどき怪獣 ゾラ」の解説
第31話「怪獣の種飛んだ」に登場。 タンポポの綿毛に似た植物の種に化け地球に侵入した。その風貌からは植物に見えるが自由に動き回り、四肢も存在する。動物と同じく多量の酸素を吸収して二酸化炭素を放出するが、吸収量も放出量も尋常でないため、ゾラの周りの生物は全て息絶える。マリコという少女の花畑で育てられ、UGMに存在を把握されるも急成長し、矢的が撃ったライザーガンのエネルギーで怪獣化。武器は口のような部分から放射する神経を麻痺させる毒花粉(ガス)と、敵を絡めとる200メートル伸びるツタ(触手)。怪力を誇り、格闘技にも長けていて飛び蹴りを放つなど身軽でもある。80をツタで捕らえ、毒花粉を浴びせて危機に陥れるが、ウルトラダブルアローでツタを切断され、続けてサクシウム光線を浴び、大爆発した。 デザインは山口修が担当した。種子と芽、植物状態や成長過程など、劇中での変化形態ごとにデザイン画が細かく描かれている。尻尾や触手を動かす芯は自転車のブレーキアウターを使用している。 造形は若狭新一が担当した。 『ウルトラマンメビウス』に登場する宇宙植物怪獣ソリチュラの毒花粉に含まれている「ソリチュラ化合銀」はゾラの毒花粉と同じ成分であることから両者は遠い親戚ではないのかという説が番組公式サイトの「WEBメビナビ」で囁かれている[要文献特定詳細情報]。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体となっている。
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