植物への害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/02 05:56 UTC 版)
本種は卵と蛹以外の全ての成長段階において、茎に口の針を突き刺して師管液を吸い取ることで植物を直接加害する。またこの採餌の副産物として、「甘露」と呼ばれる排泄物を産み出すが、茎や葉に付着した甘露はスス病菌の繁殖の原因となる。加えて、吸汁時にはいくつかのウイルスを媒介することが知られている。本種に寄生されるのは主にキュウリやジャガイモ、トマトなどの野菜が中心だが、その他にも作物でないものも含め多くの植物が寄生される。
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