植物の軸性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 20:28 UTC 版)
「向背軸」も参照 植物も軸性を持つ。維管束植物では一般的に茎の中央を通る上下軸が主軸となる。 また、植物でも葉などは背腹性を持つが、ある軸に対する側生器官(葉、側根、腋芽、枝など)について、原基の段階でのシュート頂に対する関係を向背軸とみて、軸に向かう方を向軸(こうじく、adj. adaxial)、その反対を背軸(はいじく、adj. abaxial)と呼ぶ。例えば葉の場合、いわゆる表側の面が向軸面(こうじくめん、adaxial surface)で、裏側の面が背軸面(はいじくめん、abaxial surface)である。また、背腹性のある着生種では、動物と同様、基質に対する面を腹面、遊離面を背面と看做す。
※この「植物の軸性」の解説は、「体軸」の解説の一部です。
「植物の軸性」を含む「体軸」の記事については、「体軸」の概要を参照ください。
- 植物の軸性のページへのリンク