東部:多摩丘陵・三浦半島とは? わかりやすく解説

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東部:多摩丘陵・三浦半島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:25 UTC 版)

神奈川県」の記事における「東部:多摩丘陵・三浦半島」の解説

多摩川境川はさまれ県内東部地形特徴づけるのは多摩丘陵中心とする丘陵地形である。東京都多摩地域南西部から続く多摩丘陵のうち、県内属するのは南部標高7090 mほどの低位面である。東京湾斜面相模湾斜面とを分け分水界は西に偏しており、東京湾側では多摩川支流三沢川五反田川鶴見川とその支流恩田川、さらに帷子川大岡川などによって、また相模湾斜面では境川支流柏尾川とその支流によって樹枝状に侵食された谷(谷戸)が分布する川崎市高津区南部から横浜市港北区鶴見区神奈川区にかけての高台はこの丘陵面よりも一段低い標高4060 mほどの洪積台地で、鶴見区内の地名から下末吉台地呼ばれる横浜市中部野毛山久保山根岸台などの高台も同じ堆積面と考えられ、また多摩川対岸武蔵野台地南東部荏原台や淀橋台とも対比される多摩川は北の武蔵野台地と南の多摩丘陵下末吉台地の間を流れ沖積低地形成する川崎市川崎区東京都大田区南部蒲田六郷羽田地区)にかけて三角州形成しているが、人工的な地形改変著しい。 多摩丘陵の主稜線は、横浜市最高地点である円海山(153 m)・大丸山(156 m)を経て三浦半島に続く。三浦半島はそのほとんどを三浦丘陵によって占められ、これを侵食する小河川沿いに開けた谷戸鎌倉逗子横須賀などの都市分布する。しかし平坦地乏しいために横須賀では早い段階から丘陵上にまで市街化進み他の地域でも高度経済成長期後半以降大規模な地形改変による宅地開発が行われている。横須賀市南部平作川河谷付近よりも南では衣笠断層北武(きたたけ)断層武山たけやま断層など、西北西 - 東南東方向伸びる活断層並行している。この活断層群は浦賀水道挟んだ房総半島南部まで続く。半島南端武山断層以南三浦市では大きく分けて3段海岸段丘発達し段丘面上には平坦地広がる段丘樹枝状に侵食する河谷末端沈水して、小網代湾や油壺湾などの溺れ谷分布する

※この「東部:多摩丘陵・三浦半島」の解説は、「神奈川県」の解説の一部です。
「東部:多摩丘陵・三浦半島」を含む「神奈川県」の記事については、「神奈川県」の概要を参照ください。

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