村岡総本舗羊羹資料館
名称: | 村岡総本舗羊羹資料館 |
ふりがな: | むらおかそうほんぽようかんしりょうかん |
登録番号: | 41 - 0002 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階建,建築面積72㎡ |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和16 |
代表都道府県: | 佐賀県 |
所在地: | 佐賀県小城市小城町861 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 佐賀県近代和風建築総合調査 |
施工者: | |
解説文: | 砂糖貯蔵庫として建てられ、昭和59年の改装によって資料館となった。躯体は木造で、寄棟の屋根、和小屋の小屋組とも完全な和風建築であるが、ファサードは煉瓦とタイルによる洋風の意匠となっており、その特徴的な外観で広く親しまれている。 |
建築物: | 本家松浦酒造場長屋門 村井醸造石蔵 村井醸造脇蔵 村岡総本舗羊羹資料館 東洋精機株式会社本館事務所 東酒造場中蔵 東酒造場作業場 |
村岡総本舗羊羹資料館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 05:53 UTC 版)
1941年(昭和16年)に砂糖蔵として建てられたものを1984年(昭和59年)3月に改装し、村岡総本舗羊羹資料館として開館した。小城本店に隣接している。当時は羊羹が携帯食、保存食として重宝されていたため、陸軍御用達として、また鉄道省門司鉄道管理局(現・JR九州鉄道事業本部)指定品となっていた。砂糖は燃えやすく湿気に弱いため、防火防湿構造の建物になっている。躯体は木造で、寄棟の屋根、和小屋の小屋組とも完全な和風建築であるが、ファサードは煉瓦とタイルによる洋風の意匠となっており、その特徴的な外観で広く親しまれている。 1984年(昭和59年)に改装され、資料館となる。建築面積は72m2。 1997年6月12日に国の登録有形文化財(種別:産業2次/建築物、登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの)に登録された。2005年には佐賀県から「22世紀に残す佐賀県遺産」に(隣接する本店建物とともに)指定されている。伝統製法の羊羹の製造工程や羊羹の歴史がわかる映像を見ながら羊羹の試食ができる1階と、昔の道具類やパッケージ、原材料が展示されている2階に分かれている。
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