本連隊の軍旗とは? わかりやすく解説

本連隊の軍旗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 03:39 UTC 版)

歩兵第14連隊」の記事における「本連隊の軍旗」の解説

1877年明治10年2月15日西郷隆盛率い薩軍鹿児島出発して西南戦争勃発した。この時点九州所在する官軍部隊は、熊本歩兵第13連隊小倉歩兵第14連隊(本連隊連隊長心得乃木希典歩兵少佐)の2個連隊のみであった熊本鎮台司令長官谷干城少将は、第14連隊熊本城強行入城することを命じた熊本急行した連隊は、2月22日田原坂越えた地点にある植木優勢な薩軍迎撃を受け、乃木連隊長心得衆寡敵せず判断して兵を引いたが、この際薩軍軍旗奪われた。 1878年明治11年1月、本連隊新たな軍旗拝受した。その直後に、薩軍奪取されていた本連隊の軍旗(旧)が発見され陸軍省届けられたものの、陸軍省では処置困り木箱納めて倉庫保管した。この歩兵第14連隊軍旗(旧)の存在その後忘れられていたが、1925年大正14年7月陸軍省大臣官房勤務していた国分新七郎歩兵中尉陸士28期・陸大35期最終階級陸軍中将、第46師団長として昭和20年敗戦迎えた)が倉庫整理中に発見した。ただし、国分発見した歩兵第14連隊軍旗(旧)がその後うなったかは不明秦郁彦は、1945年昭和20年)の敗戦の際に現存していた約300旒の軍旗は奉焼されるなどして失われ、完全な形で現存する軍旗は1旒(歩兵第321連隊軍旗)のみであり、仮に歩兵第14連隊軍旗(旧)が現存しているとすれば価値大きい、という旨を述べている。 「軍旗#現存する軍旗」も参照

※この「本連隊の軍旗」の解説は、「歩兵第14連隊」の解説の一部です。
「本連隊の軍旗」を含む「歩兵第14連隊」の記事については、「歩兵第14連隊」の概要を参照ください。

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