本人や家族の設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 07:35 UTC 版)
『スーパードンキーコング3』においてバロンクルールが、カオスの材料が自宅にあった「カミさん」の調理用具などであり、それが壊されたことで「カミさんにおこられちまう(英語版では“my wife's going to kill me”)」という発言をする。ただし妻らしき人物はゲーム中に登場しない(日本の漫画版の『ウホウホドンキーくん』では登場しており、ディクシー達をパンチ一発でコング島へ飛ばすなどの恐妻家だった)。 この発言に関しては、1999年にレア社の旧公式サイト(『スーパードンキーコング』シリーズのストーリー制作にも関わったリー・ラブデーがサイト制作や質問に対する回答も担当した)にて、「“my wife's going to kill me”はリーヴス&モーティマーによるイギリスのコメディである」、「クルールに妻がいるのか(制作者である)我々も知らない」という回答をしており、これがイギリスのコメディ番組「The Smell of Reeves and Mortimer」にもとづいたジョークであることを明かしている。 『ドンキーコング64』に登場するクランジー(K. Lumsy)は、日本版ではキングクルールの弟と明言されているが、一方で日本国外版ではクレムリン団員のひとりとして扱われており、クルールとの血縁関係を示すような説明は特にされていない。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』のフィギュア名鑑のキングクルールの説明文に限り「キャプテンクルールは彼の兄」と表記されているが、『スーパードンキーコング』シリーズ本編にそういった描写は一切無く、それよりも前に発売されたGBA版『スーパードンキーコング2』のオープニングでは日本版・英語版ともにキャプテンクルールはキングクルールと同一人物のように語られている。 上記のレア社の旧公式サイトにおいても、ほとんどの場合で(上記の妻がいるのかという回答のようなときでも)キングクルール・キャプテンクルール・バロンクルールを区別せず「K. Rool(三人称単数として)」と呼んでいたり、ギャラリーページで、キングクルール・キャプテンクルール・バロンクルールの公式画像を一枚にまとめた画像を、「The Many Faces of K. Rool」(クルールの持つ多くの顔)というタイトルで展示しているなど、キングクルール・キャプテンクルール・バロンクルールを同一人物として扱っている。 『スーパードンキーコング』のゲームデザインを担当したグレッグ・メイレスは、Twitter上で寄せられたファンからの質問に対して、キングクルールとキャプテンクルールが兄弟であるという説を否定し、バロンクルールも含め全て同じワニであると答えている。 また、英語版『ドンキーコング64』の取扱説明書では、キャラクター紹介のページでクランキーコングがキングクルールについて、「While K. Rool may have ditched his ridiculous disguises, his intentions are as evil as ever.(クルールが馬鹿馬鹿しい変装をやめたのかもしれないが、相変わらず悪だくみをしている)」と語っている。
※この「本人や家族の設定」の解説は、「キングクルール」の解説の一部です。
「本人や家族の設定」を含む「キングクルール」の記事については、「キングクルール」の概要を参照ください。
- 本人や家族の設定のページへのリンク