木造大将軍神像とは? わかりやすく解説

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木造大将軍神像

主名称: 木造大将軍神像
指定番号 3272
枝番 00
指定年月日 1972.05.30(昭和47.05.30)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 79
時代区分 平安鎌倉
年代
検索年代
解説文:  武装した神像五十躯、束帯をつけた神像二十八躯、童子像一躯、計七十九躯からなり、すべて男神像で女神まじえていない。各像の間には構造技法表現などヴァラエティがあるが、平安後期から鎌倉初期にかけて造像されたものと考えられる。中で最も注目されるのは武装像で唐様甲胄をつけた形制は、四天王像武装大黒天などに近いが、各像とも胄の庇の両側を焔髪状に立ち上がらせているのが特色といえ、これらのうちには温雅な作風示し同時代天部形像比肩しうる本格的造像のものなど作柄すぐれたものも少なくない
 大将軍陰陽道において四方司る神といわれ、その信仰古く平安時代記録にもみえ、当代の生活全般に大きな影響力をもっていたことが知られる。その社は王城鎮護のため都の四方設けられたと伝え本神社はその西方位置する分で他は衰退している。神像彫刻遺品中陰陽道に関係のある珍しい作例一括伝来していることは稀有ことといえ、また特殊な神像としての価値高く評価されよう。



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