木造夢窓国師坐像
主名称: | 木造夢窓国師坐像 |
指定番号: | 3371 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1983.06.06(昭和58.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | 頭部内に延文二年九月晦日、大仏師行成等の造像銘がある |
員数: | 1躯 |
時代区分: | 南北朝 |
年代: | 1357 |
検索年代: | |
解説文: | 作庭家としても著名な禅僧夢窓疎石(一二七五~一三五一)の等身大の肖像である。像は桧材の寄木造で、玉眼を嵌め、黒漆下地の上に彩色していたが現在はほとんど剥落している。頭頂の尖る細面の容貌や極端な撫で肩など、国師の肉体的な特色を形式化して巧みに表現している。頭部の内刳り面に墨書銘が記され、それによって国師の七回忌に当たる延文二年に南都大仏師行成によって造像された経緯がわかる。本寺は夢窓国師が禅刹として再興したもので、ゆかりの地に製作年代の明らかな像が伝来したことは貴重である。 |
木造夢窓国師坐像
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