造像銘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 02:00 UTC 版)
像を造る際、製作者の名前や製作年度、由来などを記した銘文。東洋では主に仏像を造る際に記された。 中国では南北朝時代の北魏代、「龍門石窟」と呼ばれる洞窟に彫られた磨崖仏に記されたものが有名で、うち秀逸なもの20点が「龍門二十品」として選ばれ、六朝楷書の書蹟として知られる。 日本では飛鳥時代から行われ、法隆寺金堂の釈迦三尊像造像銘や薬師如来像造像銘など多くの遺品が知られる。
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