望遠鏡用製品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/19 13:27 UTC 版)
1980年代当時はカートン光学が輸入していた。2016年現在はタイプ4からタイプ6を、テレビュー・ジャパンが輸入している。 焦点距離4.8mmの製品は、極めて大きな歪曲収差があり視野40度以上では像が歪むが見苦しくはなく、非点収差をよく押さえ込み、視野60度前後まで分解能を落とさず、82度の最外周ですら良好なコントラストを示す。視野40度以内は歪曲も少なく硬めの良像で、高倍率のまま天体導入が楽にできる。瞳距離は6mm、中心部40度なら10mm近く眼を離しても見えるウルトラハイアイポイントで、常用高倍率接眼鏡として高い評価を受けた。
※この「望遠鏡用製品」の解説は、「ナグラー式接眼鏡」の解説の一部です。
「望遠鏡用製品」を含む「ナグラー式接眼鏡」の記事については、「ナグラー式接眼鏡」の概要を参照ください。
望遠鏡用製品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 01:46 UTC 版)
ドイツ民主共和国(東ドイツ)のカール・ツァイス・イェーナ製オルソスコピックは鋭い像と高いコントラストで、特に長焦点の望遠鏡に使用した場合には日本製高性能接眼鏡との比較でも差が歴然としている。特に歪曲収差が少なく、色収差を持たない。瞳距離が短い、像がやや暗い欠点はあるが、それを我慢しても使用する価値がある。シリーズ中10mmは特に歪曲収差が少なく、コンパレーターに使用される。別にプロ用があったが、価格が5倍ほどし、入手も難しかった。 ドイツ連邦共和国(西ドイツ)のカール・ツァイスは略号Aを使用した。 ペンタックス製オルソスコピックはアッベ式を独自に発展させた設計で、平坦な視野と良好な解像力を持つ。良質な硝材を使用しマルチコートを空気に接する全面に施しているため、極めて透過率が高く色再現が非常に良い。本来眼視用だが中心部を使うなら拡大写真用にも使える。 高橋製作所製オルソスコピックはもとより定評があったが1980年代にバローレンズを内蔵したHi-Orシリーズが追加された。2013年8月1日にはφ31.7mmスリーブ仕様にリニューアルしAbbeシリーズ」として9mm、18mm、32mmが発売され、さらに4.8mm、6mm、12.5mm、25mmが近日発売予定である。
※この「望遠鏡用製品」の解説は、「アッベ式接眼鏡」の解説の一部です。
「望遠鏡用製品」を含む「アッベ式接眼鏡」の記事については、「アッベ式接眼鏡」の概要を参照ください。
望遠鏡用製品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 06:12 UTC 版)
ペンタックスはK40 mmを販売していた。マルチコートにより極めて明るく、コントラストが高くアッベ式接眼鏡やプレスル式接眼鏡に見劣りしない。見かけ視界40度を超えると色収差らしきものがあるが、無着色でクリアーだからこそ気づく程度で実害はない。仕様がスリーブ⌀38 mmなので脱着交換が迅速にでき、リングを外すと一般的な低倍率接眼鏡規格である⌀36.5 mmねじ込みになるので他社望遠鏡にも使用できる。 ニコン製はK-40 mmがあり、特に歪曲収差が少ない設計であるが、特殊な⌀44 mm P = 0.75 mmねじ込み規格であり、アダプターも存在しない。
※この「望遠鏡用製品」の解説は、「ケルナー式接眼鏡」の解説の一部です。
「望遠鏡用製品」を含む「ケルナー式接眼鏡」の記事については、「ケルナー式接眼鏡」の概要を参照ください。
望遠鏡用製品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 06:18 UTC 版)
ニコン製オルソスコピックは真ん中に1枚凸レンズを挿入し3群5枚とした5 mmを除き変形プレスル構成を採った。O - 7 mmで5.7 mm、すなわち約0.82 fの瞳距離を持ち、星像も良好である。透過率もその高さで定評のあるペンタックス製アッベ式接眼鏡と差がない。 テレビュー製プレスルはアル・ナグラーが設計し1984年にU.S.P. 4482217を取得した。前からSF19、SSKN5、SSKN5、SF19とかなり特殊な硝材を使っている。原型では両外側は平面だがこの設計では凹面になっており、これにより視野周辺のコマ収差が非常に減少した。見かけ視界は⌀約50度、しかも瞳距離は0.743 fとかなり長い。日本にはカートン光学が輸入した。40 mmは見かけ視界43度、瞳距離は26 mmであり、ゴーストもなく視野がクリアーで第一級の良像を示す。
※この「望遠鏡用製品」の解説は、「プレスル式接眼鏡」の解説の一部です。
「望遠鏡用製品」を含む「プレスル式接眼鏡」の記事については、「プレスル式接眼鏡」の概要を参照ください。
- 望遠鏡用製品のページへのリンク