書体デザイン
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1926年から1929年の間に、彼はドイツ語のマルチグラフや音声記号以外のスペルを一掃した「ユニバーサル・アルファベット」をデザインした。例えば、彼は「ch」や「sch」の代わりとなる新しい文字を発案した。彼は意図的に「eu」を「oi」に、「w」を「v」に、「z」を「ts」に綴り変えた。長い母音は、ウムラウト記号を付けたまま、下に長音符号を付けることで表現した。これによりアルファベットは、キャピタルのないサンセリフ1書体で表現できるようになった。 チヒョルトがデザインしたフォントには下記のようなものがある。 Transit (1931) Saskia (1931/1932) Zeus (1931) Sabon (1966/1967) - Jacques Sabonにちなんで名付けられた。 Sabonはモノタイプ機とライノタイプ機両方で同じ製版のできる書体としてデザインされた。発表されてすぐにBradbury Thompsonが「 Washburn College Bible」に仕様した。後にLinotype社からチヒョルトがデザインしたSabonの「解釈版」としてSabon Nextが発売される。
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書体デザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 09:36 UTC 版)
ツァップは金属活字、写真植字(いわゆる“コールド・タイプ”)、そしてDTP向けのデジタルフォントなど、さまざまな印刷技術に対応した書体をデザインした。最も有名な書体は1948年と1952年にデザインされたPalatino(パラティーノ)とOptima(オプティマ)である。Palatinoはオーギュスト・ローゼンベルガーとの共同制作であり、細部にまでこだわりを見せた。16世紀イタリアの文豪ジャンバティスタ・パラティーノから名付けられた。Optimaはサンセリフながらも装飾豊かな書体であり、1958年にステンペル社より発売された。ツァップはステンペル社のマーケティング担当者が付けた名前が気に入らなかったようである。ツァップに与えられたカリグラフィーの仕事は多くはなかった。一番大きな仕事は、1960年にピアポント・モルガン図書館 (Pierpont Morgan Library) から1000ドルで依頼され、国連憲章の序文を4言語で書くというものであった。
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