デジタルフォント
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光学式印字では印字速度に限界があるため、電算写植では1977年のSAPTRON-APS5型から、装置内部に組み込んだ印字用小型CRTにフォントのデジタルデータを表示して印画紙に焼き付ける方式になった。当初は精密ビットマップフォントが使用されたが、1983年のSAPLS-N型で、のちのDTPにおけるデジタルフォントと同様に文字の輪郭情報を利用したアウトラインフォントが導入された。これはCフォントという独自形式のフォントで、文字コードは独自のSKコード(SK72/78の2種。違いは同一コード間でのグリフの違い)で管理され、約2万字を包括した。体裁制御コマンドによるテーブルを介した書体指定を行う関係上、同一画面上で使用できる書体数に制約があったが、1993年にはタショニムコードで直接書体を指定することで同一画面上で100書体まで使用可能にした「タショニムシステム」が登場し、同システムに対応するアウトラインフォントを「タショニムフォント」と呼称した。Windows NT上で動作する写研の専用組版システムSingis(シンギス)にはIllustratorやPhotoshopもインストールされていたが、写研のアプリケーション以外からCフォント・タショニムフォントを使用することはできなかった。
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デジタルフォント
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「Helvetica」の記事における「デジタルフォント」の解説
Macintoshでは、HelveticaがOSに付属している。macOSでは、Helvetica Neueも付属している。
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