時代による分類とは? わかりやすく解説

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時代による分類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:56 UTC 版)

日本刀」の記事における「時代による分類」の解説

上古刀 通常日本刀分類入らない古刀以前の刀をさす。直刀が主であるが、大刀などにはそりが見られるものがある。 古刀 狭義日本刀制作されてから、慶長(1596-1615年)以前日本刀をさす。室町中期以前は、太刀が主である。末古刀 室時代末期応永以降概ね戦国時代頃の古刀を、「末古刀」と呼び区別することがある。「数打ち」の粗製濫造品が多い。 新古境 安土桃山時代 - 江戸最初期頃の、古刀から新刀への過渡期をこう呼んで区別することがある慶長 - 元和頭文字取り、「慶元新刀」とも呼ばれる新刀 慶長以降の刀をさす。この時期日本刀は、さらに「慶長新刀」「寛文新刀」「元禄新刀」に分類される新々刀水心子正秀提唱した古刀鍛錬法」を用い制作された刀などの諸説あるが、新刀の内でも明和年間(1764-1772年)以降日本刀をさす。幕末新々刀の内でも幕末頃に作成されたもの。 復古刀 江戸時代後期鎌倉時代などの古名刀を手本として製作されたもの。 現代刀 これも諸説あるが明治9年1876年)の廃刀令以降作刀された刀剣をさすことが多い。昭和刀 主に軍刀向けとして作られた刀をさす。美術刀剣としての日本刀分類から除外されることが多いが、昭和製作された刀の全てを指すわけではない製法は様々であるが、本鍛錬刀でないものは原則的に教育委員会登録審査通らず公安委員会所持許可が必要となる。しかしながら、必ずしも厳密なものではなく明らかに鍛錬刀とは見られない特殊刀身であっても登録が通っているものや、特例として戦後間もなく遺品などとして登録証の交付受けているものも数多くある。

※この「時代による分類」の解説は、「日本刀」の解説の一部です。
「時代による分類」を含む「日本刀」の記事については、「日本刀」の概要を参照ください。

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