昭和戦前期成立の町名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/22 10:43 UTC 版)
「港区の町名 (東京都)」の記事における「昭和戦前期成立の町名」の解説
新橋、浜松町地区では、関東大震災復興後の区画整理に伴い、昭和7年(1932年)に大幅な町名改正が実施された。これにより、明治期に存在した町名の多くが消滅し、新橋一〜七丁目等に変更された。また、芝浦地区では昭和11年(1936年)以降、海岸沿いの地区と埋立地の町名が再編された。下表はこれら昭和戦前期成立の町名の一覧である。品海砲台(御台場地区の町名)は成立時期未詳であるが、便宜上、下表に含めた。これらの町名町域はいずれも昭和39年(1964年)以降の住居表示実施により再度変更されており、田村町、汐留などの地名は公称町名としては廃止された。 下表の町名(除:芝浦、西芝浦)は、昭和22年(1947年)の港区成立以降は「芝」を冠称した。 町名(1943年現在)直前町名成立年廃止年現町名備考新橋一丁目 芝口1、新幸町、二葉町、汐留町1 1932 1965 新橋1 新橋二丁目 芝口2、烏森町、日蔭町1、 1932 1965 新橋2、東新橋1 新橋三丁目 芝口3、日蔭町2、愛宕下町1 1932 1965 新橋1・2、東新橋1 新橋四丁目 源助町、愛宕下町2 1932 1965 新橋3・4、東新橋1・2 新橋五丁目 露月町、愛宕下町3 1932 1965 新橋4・5、東新橋2 新橋六丁目 柴井町、愛宕下町4 1932 1965 新橋5・6、東新橋2 新橋七丁目 宇田川町、愛宕下町4 1932 1965 新橋6、東新橋2 田村町一丁目 新桜田町、桜田本郷町、新幸町 1932 1965 新橋1、西新橋1 田村町二丁目 桜田太左衛門町、桜田久保町、桜田善右衛門町、桜田備前町、桜田伏見町、桜田鍛冶町、桜田和泉町、兼房町 1932 1965 新橋2、西新橋1 田村町三丁目 南佐久間町2 1932 1965 新橋3、西新橋2 田村町四丁目 田村町 1932 1965 新橋4、西新橋2 田村町五丁目 愛宕町2・3 1932 1965 新橋5、西新橋3 田村町六丁目 愛宕町2・3 1932 1965 新橋6、西新橋3 汐留 汐留町1・2、新銭座町 1932 1965 東新橋1・2 浜松町一丁目 宇田川町、神明町、新銭座町 1932 1965 浜松町1、芝大門1 浜松町二丁目 神明町、浜松町1 1932 1965 浜松町1、芝大門1 浜松町三丁目 浜松町2・3、新網町 1932 1965 浜松町2、芝大門2 浜松町四丁目 浜松町4、新網町、湊町 1932 1965 浜松町2、芝大門2 芝浦一丁目 金杉新浜町、南浜町、金杉川口町、金杉浜町、本芝1・2・4 1936 1964 芝浦1 芝浦二丁目 芝浦町2 1936 1964 芝浦2 芝浦三丁目 月見町3 1936 1964 芝浦4 西芝浦一丁目 新芝町、本芝4、田町1〜5 1936 1964 芝浦3 西芝浦二丁目 月見町1、田町5〜9、芝車町 1936 1964 芝浦4 西芝浦三丁目 芝浦町3 1936 1964 芝浦3 西芝浦四丁目 月見町2 1936 1964 芝浦4 海岸通一丁目 浜崎町、竹芝町、新銭座町、神明町、浜松町1・2、新網町、湊町 1936 1965 海岸1 海岸通二丁目 日出町 1936 1965 海岸2 海岸通三丁目 芝浦町1 1936 1965 海岸3 海岸通四丁目 (埋立地) 1938 1965 海岸3 海岸通五丁目 (埋立地) 1943 1965 港南3 海岸通六丁目 (埋立地) 1943 1965 港南4 高浜町 (埋立地) 1933 1965 港南1・2 品海砲台 芝区大字品川沖 未詳(大正期) 1967 港南5→台場1 江戸幕府が品川沖に築造した「御台場」。明治期には芝区大字品川沖と称された。1947以降「芝」を冠称
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