春紫菀とは? わかりやすく解説

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ハルジオン

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 04:48 UTC 版)

ハルジオン(春紫[2]学名: Erigeron philadelphicus)は、キク科ムカシヨモギ属に分類される多年草の1[3]北アメリカ原産で、日本では帰化植物となっている[4]ヒメジョオンと共に、道端や空地でよく見かける雑草である。一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言い伝えている。若苗、やわらかい茎葉、蕾、花などは食用に利用できる。別名、ハルジョオン[4]、ビンボウグサ[4]ともよばれる。


  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Erigeron philadelphicus L. ハルジオン(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 高橋秀男監修 学習研究社編 2003, p. 28.
  3. ^ a b 林 (2009)、42頁
  4. ^ a b c d e f g h i j k l 金田初代 2010, p. 18.
  5. ^ a b シオン()のことを中国語でも「紫菀」と書き表すが、中国ではハルジオン(春)に相当する単語はない。なお、ヒメシオン(姫)のことを中国では「女菀」と書き表し、ヒメジョオン(姫)のことを中国では「一年蓬」と書き表す。
  6. ^ ハルジオン“春紫の意で、著者の命名だが、ヒメジョオン(姫女)との類似からハルジョオンの名が普及している。”(牧野富太郎『牧野新日本植物図鑑 』629頁、北隆館(1961年))
  7. ^ a b c d e f g h 篠原準八 2008, p. 44.
  8. ^ a b c d 多紀保彦(監修)、財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日、364-365頁。ISBN 978-4-582-54241-7 
  9. ^ a b c d e f ハルジオン / 国立環境研究所 侵入生物DB”. 侵入生物データベース. 国立環境研究所 (2009年7月23日). 2016年2月23日閲覧。
  10. ^ a b c d e 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2012, p. 34.
  11. ^ 金田初代 2010, p. 19.
  12. ^ 篠原準八 2008, p. 45.


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