映画におけるチベット
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『農奴』(李俊監督。1963年) - 中華人民共和国が作成した映画。1965年、日本で公開。ストーリーは、ラマ僧侶と領主に搾取され続けた主人公の農奴が、人民解放軍に救助されるもの。チベット人の作家ツェリン・オーセル(ウーセル)は、この映画を中国共産党によるプロパガンダ映画として批判的に論評している。 『ゴールデン・チャイルド』 - 公開:1986年、製作国:アメリカ、上映時間:93分、監督:マイケル・リッチー、主演:エディ・マーフィ 『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(1997年) - 中華民国時代のチベットに迷い込んだオーストリア人登山家ハインリヒ・ハラーが主人公の映画。本編中の中国によるチベット侵攻などの描写について中国政府が不快感を示し、中国では撮影および上映禁止となった。 『クンドゥン』(マーティン・スコセッシ監督、1997年) - ダライ・ラマ14世の半生を描く。 『風の馬(英語版)』(WINDHORSE) - 公開:1998年、製作国:アメリカ、上映時間:97分、監督:ポール・ワーグナー。 『キャラバン(英語版)』(原題:Himalaya : l'enfance d'un chef) - 1999年、エリック・ヴァリ監督。フランス/ネパール/スイス/イギリス製作。第72回アカデミー外国語映画賞ノミネート。 『ヒマラヤを越える子供たち』(Escape Over the Himalayas) - 雪のヒマラヤを越える亡命者(チベット難民)に同行し、その姿をとらえたドキュメンタリー。10人の亡命者(内5人は子供)と、彼らを命がけで導くガイドの姿を描いたもの。2000年にドイツで製作され、2001年度German TV Awardにノミネート。2006年春には日本語版DVDも発売開始。 『雪の下の炎』(Fire under the Snow) - 公開:2008年、製作国:アメリカ・日本、上映時間:75分、監督:楽真琴、出演:パルデン・ギャツォ、ダライ・ラマ14世。 『Uprising in Tibet 2008~チベット騒乱の真実~』 - 2008年のチベット騒乱を描いたドキュメンタリー、上映時間:51分。 『オロ』- 2012年公開。チベットから亡命した少年が生きる道を探し求める姿を追ったドキュメンタリー。
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