映画におけるU-96
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 08:16 UTC 版)
「U96 (潜水艦・2代)」の記事における「映画におけるU-96」の解説
映画「Uボート」のためにロータル・ギュンター・ブーフハイムが撮影した5000枚もの写真に基づいて、航行可能な模型が制作された。だが、この模型はポンツーンの上に組み立てられたため、潜航することはできず、潜航するシーンは模型によって撮影された。潜水艦の中のシーンは潜水艦の内部を再現した円柱状のセットの内部で撮影はなされた。このセットは、U-96が潜航するときや浮上するときのトリムの変化や爆雷攻撃を受ける際の揺れを表現するために巨大なシーソーの上に組み立てられた。 原作者ロータル・ギュンター・ブーフハイムは実際に1941年10月26日から1941年12月7日まで海軍報道班員としてU-96の第七回の任務に同行している。ただし、映画で描かれている戦闘や結末は史実よりも悲観的に描かれている。実際にU-96は第二次世界大戦での戦線を耐え抜いており、終戦間近の3月30日に撃沈されている。ドイツまた艦長のハインリヒ・レーマン・ヴィレンブロックも戦争を生き残り、西ドイツの商船などで船長などを歴任した。
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