第七回の任務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 08:16 UTC 版)
「U96 (潜水艦・2代)」の記事における「第七回の任務」の解説
1941年10月27日U-96は第七回の任務に就くため、サン・ナゼールを出港し、3日後に潜水艦集団シュトーストルップへ合流した。翌日の10月31日、シュトーストルップ隊はOS10輸送船団に遭遇し、U-96は4発の魚雷を発射した。4発のうち、1発がオランダの貨物船ベネコムに命中し、撃沈した。その直後アメリカ沿岸警備艇ルールワースの反撃を受けるも、U-96は潜航しこれを回避した。その翌日U-96はアメリカ沿岸警備船ゴルレストントヴェルベナに遭遇したが、再び回避に成功した。U-96は11月の間、北大西洋をシュテルテベッカー隊の元で任務に従事し、密かに中立国スペインのヴィーゴに入港した。11月27日にドイツの商船から補給を受け、ヴィーゴを出港した。しかし11月30日、イギリスのフィアリー・ソードフィッシュ雷撃機によって攻撃を受け、ひどく損傷した。目的地には到達不可能とされたため、U-96は再びサン・ナゼールへと向かった。1941年12月6日、U-96はサン・ナゼールへ帰投した。 1941年10月31日 オランダの貨物船ベネコム5998tを2発の魚雷によって撃沈。ベネコムは900tの貨物と300tの軍需物資をリバプールからケープタウンを経由してコロンボに向けて輸送中だった。ベネコムはOS10輸送船団所属。9名が死亡し、45名が救出された。
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