星野スミレとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 02:01 UTC 版)
美少女アイドル歌手として幅広い世代に絶大な人気を誇る。年齢は須羽ミツ夫と同い年なら11歳前後。歌番組のほか数々のCMやドラマなどに出演している、年収数千万円(平成劇場版では数億円)とも噂される売れっ子であり、女優として映画出演歴も持つ。小学生ながら分刻みのスケジュールで動く多忙な毎日を過ごしており、移動中の自動車の中で居眠りすることもしばしばだが、学業もおろそかにせず見事両立させている。 人気を呼ぶ一方で、学校にいても街を歩いていても常にアイドルとして特別扱いされてしまい、本当の自分を見てもらえず友達ができないことを寂しく思っている。 原作では家は大財閥かと疑うほどの超大邸宅で家族やお手伝いさんと同居している。シンエイ版アニメではニューヨークに住む両親と離れてマンションで一人暮らしであるなど孤独な描写をより強めている。マンションの部屋にはマネージャーと思われる女性が頻繁に出入りしており、同居もしくは身の回りの世話をしていると思われる。またペットとしてダックスフント・ロングが確認されている。本名不詳、1960年代連載の原作では「鈴木伸子」という設定もあったが、これは本編では一切明かされない。1980年代版ではクラスメートから「星野さん」、母親から「スミレちゃん」と呼ばれているため本名がそのまま芸名になっている可能性がある。苦手は料理や裁縫などの家事全般で電気炊飯器で炭の固まりを作ってしまうほどだが、アニメではミツ夫の好物であるホットケーキを作ったり、マフラーを編んだりするシーンも見られ、徐々に上達はしているようである。 4号のパーヤンほどではないものの知恵が働く一面もあり、1号が邪な行動をしたりパーマン稼業を怠けたことがバレたら巧みな制裁で1号を懲らしめることも。 1960年代版の原作では、パーマン3号との関連を容易に想像できるように描写されているものの、星野スミレとして直接物語に関わることはなく登場回数も少ない。これらのキャラクター設定・描写はほぼ1980年代版の原作によるものである。
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