旭日旗の排除
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 03:08 UTC 版)
「World of Warships」の記事における「旭日旗の排除」の解説
2011年1月に開催されたアジアサッカーカップに於ける猿真似パフォーマンス 「奇誠庸#猿真似パフォーマンス騒動」も参照 に端を発する韓国による旭日旗を戦犯旗だとする反日キャンペーンの一環として、WoWSに実装されていた日本軍艦艇の旭日旗も対象とされ旭日旗削除の要求が始まった。これについて意見を求められたウォーゲーミング・ジャパンが旭日旗が戦犯旗であると肯定し、削除にも反対しなかった為、Wargaming側は日本も旭日旗が戦犯旗であると認識していると信じ込んでしまった。このため要求を全面的に受け入れて削除の方針が示された。一方で公式フォーラム上ではこの動きに反対する活動が盛んになったが、この際に旭日旗を擁護し復活を求めたりウォーゲーミング側を批判するトピックは無差別に削除やロックを行い、ユーザーのアカウントを凍結するなどの規制を実施した。 後にウォーゲーミング側はモデレーターによる独断だとして一部のアカウントを除き復活させたが、凍結されたままのアカウントもあった。この際に自社の責任は一切認めていない。 2015年7月、World of Warshipsにおいて、旭日旗を巡る議論が炎上したことにより運営サイドは「旭日旗及びその他歴史的な表記物に関するガイドライン」を定め、旭日旗を全世界のサーバーから排除することで問題解決を図った。イタリアやロシア、イギリスの艦船などは国旗ではなく正規の海軍旗が掲揚されるが、日本艦船には旭日旗の代わりに国旗が使用される。このガイドラインが発表されてから、旭日旗の復活を求めて署名サイトで12000人以上の同意が集まったが、2020年現在旭日旗は禁止されたままであり、フォーラムについても、この問題について触れると運営側は削除する対応を取っており議論することも禁止されている。 尚、同じく旭日旗削除を強要されたWarThunderはこれを拒絶しており、ゲーム内では旭日旗が普通に使用されている。 2022年2月1日現在、公式サイトからWorld of Warships ModStation 2.1.0.2が配布されており、 旭日旗(ライジング・サン)、ホワイト・エンサイン(英国海軍旗)などに変更が可能となっている。
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