日本のバス会社への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/19 02:18 UTC 版)
「グレイハウンド (バス)」の記事における「日本のバス会社への影響」の解説
1950年頃にグレイハウンドのデザイナーによって考案されたとされる日本の京阪バスの塗装 京阪バスの現行塗装と同時期にグレイハウンドの京阪バスと同一デザイナーによって考案されたと言われる北海道中央バスの旧塗色。 道南バス旧塗装。1986年頃まで走行。前面方向幕付近の白線と社名以外は京阪バスに完全に一致している。 京阪バスの子会社である京阪京都交通車両のリア部および非公式側の塗装。 グレイハウンド犬のシンボルマークを使用している例。(帝産湖南交通) 1950年代前半に日本の北海道中央バス及びその系列事業者、また同時期に京阪バスの車両が当時のグレイハウンドの色彩デザイナーによってデザインされた塗装を採用した(同一人物であったと言われている)。このため北海道中央バス、京阪バスともほぼ同様のデザインであった。北海道中央バスでは、塗装変更が進んでおり、旧塗装の車両は全て廃車されている。京阪バスでは一部の例外を除き基本的にこの塗装であるが、旧・京阪宇治交通からの引継車両は同社の塗装のままであるため、グレイハウンドカラーではない。 なお、京阪バスのデザインをそのまま流用した道南バスの旧塗色と、京阪バスグループの京阪京都交通の全車もグレイハウンドカラーである。 また、一畑バスの旧塗装車(一畑電気鉄道時代の1960年代中期頃)も色こそ違うものの、フロント面は京阪バスに似たデザインの塗装となっていた車両もあった。 この他、帝産観光バスなど帝産グループではグレイハウンド、小田急バスでは種類は明らかにされていないが、一部の車両に犬のマスコットが見られる。 また、民間合弁の高速バス事業者だった東名急行バスの制服は黄土色の制帽・ズボン・ネクタイに黒い光沢のあるジャケットという組合せで、グレイハウンドの制服を参考にしたものである。
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