日本における休日(休暇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 04:19 UTC 版)
日本の現在の法令上の「休日」は1948年に公布された国民の祝日に関する法律、国会に置かれる機関の休日に関する法律、裁判所の休日に関する法律、行政機関の休日に関する法律、検察審査会法などにより規定された休日である(「#政府機関における休日」参照)。 明治時代に入り祝祭日が制定され、「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」(明治6年10月14日太政官第344号布告)「休日ニ関スル件」、次いで(昭和2年勅令第25号)が施行された。旧祝祭日は、神事や宮中祭祀、年中行事など、長きに亘って継承されきた行事や大祭日を根拠としていた。「祭日」という言葉は、神道における祭祀に由来する用語であったが、1948年に施行された現行法により敗戦後に廃止となった。現在は「祝日」が用いられている。祭日や旗日、祝祭日などの旧称は、現況では神道関係者や高齢者などにおいて、継承して使用されている。また、日本国内では、地域の大祭について「祭日」と称する場合があるが、これはこの記事で扱う公的な「休日」とは別概念である。 日本において、多くの人々が事実上 連休となるものに4月〜5月にある「ゴールデンウィーク休暇」、8月にある「お盆休み(休暇)」、7月〜8月ごろの夏季休暇(夏休み)、12月〜1月の「年末年始休暇」がある。日本では2019年の5月1日(メーデー)が平成から令和への改元のための祝日になり、4月27日〜5月6日が10連休となった。
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