日本における主な感染事例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 15:59 UTC 版)
「レジオネラ症」の記事における「日本における主な感染事例」の解説
1996年1月 東京都新宿区の大学病院で、新生児3名が発症し、うち1名が死亡した。加湿器が感染源と考えられた。 1999年6月 愛知県で自宅の24時間風呂で水中分娩したことにより新生児が感染し、死亡した。 2000年3月 静岡県掛川市内にオープンした複合レジャー施設内の温泉が感染源となり、23名が発症し、うち2名が死亡した。 2000年6月 茨城県石岡市にオープンした入浴施設が感染源となり、143名が発症し、うち3名死亡した。 2002年7月 宮崎県日向市にオープンした温泉入浴施設が感染源となり、295名が発症し、うち7名が死亡した。 2002年8月 鹿児島県薩摩郡東郷町(現薩摩川内市) の温泉施設が感染源になり、9名が発症し、うち1名が死亡した。 2007年10月 新潟県新潟市で超音波式加湿器が感染源となり、男性1名が死亡。 2008年2月 前年8月に鹿児島県指宿市内の足湯で、高圧洗浄機で浴槽を清掃していた男性1名が発症していたことが判明。全国初の足湯での感染に至った。3月 群馬県で天然鉱石使用の入浴施設が原因と推定される感染事例。 2011年10月 群馬県みなかみ町の旅館に宿泊した60歳代の男性が入浴施設が感染源となり、発症し、死亡した。 2012年11月 埼玉県日高市にある温泉施設の浴槽が感染源となり、利用した客4人が発症。 2013年2月 千葉県船橋市の入浴施設を利用した60歳代の男性が発症し、死亡した。 2014年6月 埼玉県北本市の温泉施設を利用した男性客3人が、発熱や呼吸困難などの症状を訴え、60歳代の男性が死亡した。 2015年5月 岩手県盛岡市の公衆浴場で集団感染し、50〜80代の男女9名が入院。うち70代の男性が肺炎を発症し死亡した。 2015年6月 神奈川県小田原市の入浴施設を利用した客がレジオネラ症と診断され,検査を行ったところ一部の浴槽から基準値を超えるレジオネラ属菌が検出された。 2017年3月 広島県三原市の日帰り温泉施設を利用した40人の客が感染し、うち50代の男性1人がレジオネラ肺炎で死亡した。 2022年3月 兵庫県神戸市の温泉宿泊施設を利用した70代男性2人が感染し、そのうち1人がレジオネラ肺炎を発症し死亡。検査を行ったところ浴槽から基準値を超えるレジオネラ菌が検出された。
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