方向・社会民主とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 方向・社会民主の意味・解説 

方向・社会民主(SMER-SD)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 18:09 UTC 版)

方向・社会民主主義」の記事における「方向・社会民主(SMER-SD)」の解説

中道左派路線明確にしたSMER2004年12月社会民主主義政党SDĽ社会民主オルタナティブSDA : Sociálnodemokratická alternatíva)、スロバキア社会民主党SDSS : Sociálnodemokratická strana Slovenska)などの社会民主主義系諸政党を吸収し党名を「Smer-SD」(方向・社会民主主義)に変更した2005年1月18日政党登録)。社会民主主義路線明確に打ち出し欧州連合加盟国社民主義政党労働運動組織構成する欧州政党欧州社会党加盟候補政党となった2006年国民議会選挙では得票率倍増の29.14%とし、50議席獲得して第一党となった選挙後民族主義政党スロバキア国民党SNS : Slovenská národná strana)およびポピュリスト政党人民党・民主スロバキア運動(ĽS-HZDS : Ľudová strana - Hnutie za demokratické Slovensko)と連立し、フィツォが首相に就任した。排他的ナショナリズム立場を取るSNS連立政権組んだことから、欧州社会党2008年2月までSMER-SDの加盟候補資格停止した2010年国民議会選挙では、得票率34.79%で前回上回る62議席獲得し引き続き第一党の座を確保した。しかし連立相手人民党・民主スロバキア運動(ĽS-HZDS)が議席阻止条項である5%の得票率を得る事ができず議席をすべて失いSNS改選前の20議席大きく下回る9議席とどまって共に惨敗過半数維持できなくなった。フィツォは選挙後規定に基づきガシュパロヴィッチ大統領から首相指名受けたものの、第二党スロバキア民主キリスト教連合・民主党SDKÚ-DS)など中道右派4党がSMER-SDとの連立拒否したため、代わってSDKÚ-DS党首イヴェタ・ラジチョヴァーによる中道右派連立政権発足し、SMER-SDは野党転じた欧州金融安定化ファシリティEFSF機能拡充条約批准支持見返りとして2012年3月10日繰り上げ実施され国民議会選挙では83議席獲得スロバキア議会選挙初め単独過半数制することに成功した4月4日、フィツォを首相とするSMER単独政権発足した2013年11月9日23日投票)に行われた統一地方選挙では、県議会161議席前回2009年選挙138議席)を獲得ブラチスラバ県を除いた全ての県議会第1党の座を確保県知事では全8県中6県SMER派の知事当選させた。 2016年3月5日国民議会選挙では、第一党地位保ったものの選挙前83議席大幅に下回る49議席獲得するに留まった。その後政党交渉結果国民党モストヒード架け橋)、ネットワークの三党と連立政権樹立することで合意成立し3月23日第三次フィツォ内閣発足した2020年2月29日2020年国民議会選挙では、方向・社会民主主義党議員とマフィアの関係を追っていたジャーナリストヤン・クツィアク2018年2月婚約者とともに殺害され事件により、国民信頼損なわれたことにより、11議席減らされ与党の座を「普通の人々独立した人達」(OLaNO)を第1党とする右派連立政権明け渡すこととなった

※この「方向・社会民主(SMER-SD)」の解説は、「方向・社会民主主義」の解説の一部です。
「方向・社会民主(SMER-SD)」を含む「方向・社会民主主義」の記事については、「方向・社会民主主義」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「方向・社会民主」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「方向・社会民主」の関連用語

方向・社会民主のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



方向・社会民主のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの方向・社会民主主義 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS