方向性ケイ素鋼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/08 04:55 UTC 版)
ケイ素を約3%含み、圧延と熱処理の条件を調整することで結晶方位を揃えたもの。圧延と平行な方向の透磁率は無方向性ケイ素鋼の約3倍に高まるが、それ以外の方向では逆に透磁率が低くなる。変圧器の鉄心など、比較的単純な形状のものに用いられる。磁歪が比較的大きいので磁励音の原因となる。
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