新潟交通機械
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:35 UTC 版)
「東日本旅客鉄道新潟支社」の記事における「新潟交通機械」の解説
1968年4月に設立され、2012年3月31日まで、新津車両製作所の製造工程の一部請負、上越新幹線や新潟支社管内で使用する車両の改造・修繕、車両部品の製作のほか、駅設備の設計・施工などを行っていた企業。 2012年4月1日付で、機械設備部門に係わる事業をJR東日本メカトロニクス(JREM)に、車両部門に係わる事業を東日本トランスポーテックにそれぞれ移管・統合し、解散している。 新潟交通機械は、新潟市秋葉区川口の新津工業団地内に本社・新潟営業所とさつき野工場、同市江南区両川工業団地二丁目に江南工場を置いていたが、合併後は東日本トランスポーテックの新津事業所と江南工場に改組され、引き続き新津車両製作所内の各種業務を手掛けている。この他、長岡市、上越市、南魚沼市と山形県酒田市に車両の保守業務のための事業所を有する。また機械部門は新潟・新津・長岡・六日町・直江津・酒田に拠点を置いていたが、全てJR東日本メカトロニクスに引き継がれた上で引き続き機械設備関係の業務を行っている。 新潟交通機械はJR東日本の他、その子会社であるジェイアール東日本コンサルタンツや国内の主な車両・電機メーカー等が株主となっていた。社名の由来は「国鉄新潟鉄道管理局(現在のJR新潟支社)エリア内で、交通・鉄道関連の機械を取り扱う企業」。同様の目的で国鉄時代からJR初期に設立された企業に日本交通機械・東北交通機械・関西交通機械などがあり、JR旅客6社のそれぞれ傘下にあった他、交通機械グループとして横の繋がりもあった。新潟県下越・佐渡地方でバス事業を行っている新潟交通グループと社名が酷似しているものの、社名の由来においても資本面・人事面においても一切無関係である。
※この「新潟交通機械」の解説は、「東日本旅客鉄道新潟支社」の解説の一部です。
「新潟交通機械」を含む「東日本旅客鉄道新潟支社」の記事については、「東日本旅客鉄道新潟支社」の概要を参照ください。
- 新潟交通機械のページへのリンク