新型コロナウイルスへの感染拡大に伴う収益構造・タイムテーブルの抜本的な見直し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 14:57 UTC 版)
「三村景一」の記事における「新型コロナウイルスへの感染拡大に伴う収益構造・タイムテーブルの抜本的な見直し」の解説
CBCテレビ(毎日放送と同じTBS系列の準基幹局)が『ちちんぷいぷい』と同じ時間帯(平日の午後)に中京ローカル番組として放送していた『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』では、かつて『ちちんぷいぷい』の金曜分を4ヶ月だけ放送していたTBSテレビで2015年3月30日から同時ネットと制作への協力を始めたことを境に、ネット局が徐々に増加。『ちちんぷいぷい』では『ゴゴスマ』非ネット局の一部に向けた放送も続けていたが、『ゴゴスマ』に乗り換える局が相次いだ結果、最後のネット局だった宮崎放送での乗り換え(2020年3月)を機に関西ローカル番組へ戻った。 「ゴゴスマ -GO GO!Smile!-#2016年から(全国進出)」も参照 さらに、前述したラジオ放送事業の分社化を前に、新型コロナウイルス感染拡大の影響で毎日放送グループの収益が急速に悪化。テレビのスポットCM収入の落ち込みが特に大きく、持株会社の設立後に始めた放送外事業も大半が採算ベースに乗っていないことから、収益構造の抜本的な見直しを求められる事態に至った。この事態を受けて、本人曰く「(感染が拡大するまで)『当たり前』とされていた(が2021年の初頭までに『当たり前』でなくなった)ことを全て見直した」結果、2年前の2019年4月改編で大規模なリニューアルを指示したテレビ番組の編成(タイムテーブル)を刷新することを決定。立ち上げに携わった『ちちんぷいぷい』『ミント!』や『サワコの朝』(東京支社とTBSテレビの共同制作による全国ネット番組)を2021年の3月中に順次終了させる一方で、TBS系列全体の強化に資するべく、(CBC・TBSを含む)系列の基幹5局としては最後に3月15日(月曜日)から『ゴゴスマ』の同時ネットを実施する方針を打ち出した。『ちちんぷいぷい』が(他局との同時ネット時代を含めて)21年半近くにわたって放送されたのに対して、『ミント!』の放送期間は2年にも満たなかったが、両番組の制作体制や出演者の一部は3月29日スタートの『よんチャンTV』(平日15:40 - 19:00)へ引き継がれた。 2021年6月に、毎日放送の代表取締役社長を退任。同局では社長を退任してからも取締役に留任しているが、代表権を後任社長の虫明洋一に委ねている。
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