新党「新政治連合」結成へ
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9月に入ると、新党結成の際の足場となる「明日」の地方組織整備を全国的に進め、独自勢力化に向けた作業を本格化させた。そして同月16日、出演したニュース番組の中で、来年6月に行われる統一地方選挙(第6回全国同時地方選挙)を前に新党を結成する可能性が高いことを示した上で、他党からの政治家の参加も広く募ることを明らかにした。同月29日、民主党の強固な地盤である湖南地域(光州・全羅道の総称)における「明日」実行委員第1次名簿(68名)を発表。11月10日には全国合計で466名となる実行委員を追加で発表し、先に発表された湖南地域実行委員も含め実行委員は534名となった。 10月11日、一部新聞は安哲秀関係者の発言として、12月に新党創党準備委員会を旗揚げ、来年2月〜3月に新党を結成し、新党に参加する前・現職名簿の公開という新党結成の具体的なロードマップを報じた。しかし安本人は12日、「事実無根」としてこれを否定した。 そして11月28日、国会で行われた記者会見にて「古い枠ではこれ以上何も生み出すことが出来ず、今後は新しい政治勢力が乗り出すしかないとの結論に達した」として政治勢力の結集を表明し、「国民と共にする新政治推進委員会」(以下、新政治推進委員会)の発足を宣言。新党結成時期については具体的な言及はしなかったが、翌2014年6月に行われる統一地方選挙には責任を持って参加することを述べ、統一地方選挙前の結成に含みを持たせた。 2014年1月21日、済州島で行われた記者会見において2月に新党結成準備委員会を発足させ、3月に新党を結成することを表明。6月に行われる統一地方選挙では、ソウル市を初めとする17の広域自治団体の首長選全てに候補者を擁立することを明らかにした。27日、仮名称を「新政治新党」(새정치신당)とし、2月4日から14日までの公募を経て最終的党名を「新政治連合」(새정치연합)に決定した。17日に行われた新政治連合の結党発起人大会で、新党準備委員会の最高意思決定機関となる中央運営委員会の委員長に選出された。
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