文学碑・追悼碑
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三重県鳥羽市の神島港に『潮騒』の文学碑があり、「三島文学 潮騒の地」と刻まれている。 1971年(昭和46年)1月30日、松江日本大学高等学校(現・立正大学淞南高等学校)の玄関前に「三島由紀夫・森田必勝烈士顕彰碑」が建立され、除幕式が行なわれた。碑には「誠」「維新」「憂国」「改憲」の文字が刻まれている。 同年2月11日、三島の本籍地の兵庫県印南郡志方町(現・加古川市志方町)の八幡神社境内で、地元の生長の家の会員による「三島由紀夫を偲ぶ追悼慰霊祭」が行われた。また、この地に「三島由紀夫先生慰霊の碑」が建立された。揮毫は県知事・坂井時忠。 同年11月25日、埼玉県大宮市(現・さいたま市)の宮崎清隆(元陸軍憲兵曹長)宅の庭に「三島由紀夫文学碑」が建立された。揮毫は三島瑤子(平岡瑤子)。 陸上自衛隊富士学校滝ヶ原駐屯地の第2中隊隊舎前に追悼碑が建立されている。碑には、「深き夜に 暁告ぐる くたかけの 若きを率てぞ 越ゆる峯々 公威書」という三島の句が刻まれている。 1973年(昭和48年)6月10日、静岡県賀茂郡賀茂村(現・西伊豆町)の黄金崎に『獣の戯れ』の一節が刻まれた文学碑が建立され、除幕式が行われた。揮毫は平岡梓。 1983年(昭和58年)1月9日、静岡県富士宮市郊外に「三島由紀夫神社」が建立された。 1991年(平成3年)11月、新潟県北魚沼郡湯之谷村(現・魚沼市)の枝折峠に『沈める滝』の文学碑が村の有志により、建立された。高さ1メートル、幅2メートルあまりの安山岩に、駒ケ岳の風景描写の一節が刻まれている。
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