改修への歩み
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2003年(平成15年)3月、岡崎市は「岡崎将来ビジョン」を策定。10カ年計画以後の将来構想に、「市民会館とせきれいホールの老朽化による代替施設として、『新文化会館』を東岡崎駅前に建設する」と記載した。 2009年(平成21年)3月、市は同会館を廃止して新しい文化会館を建設する計画の基本構想を発表した。 2011年(平成23年)9月1日、市は同年12月末で営業を終了する康生通西3丁目の商業施設「セルビ」の跡地を新文化会館の用地として取得する意向を発表。 2012年(平成24年)6月26日、市議会6月定例会において、株式会社セントラルパークビルが所有する「セルビ」跡地約6,153平方メートルを9億5,600万円で取得する議案が可決される。 しかし建設には多額の市費が必要になること、また、公共建築物の目標耐用年数を80年とする市の基本方針が出されたことなどから、同年12月20日、岡崎市は改修によって長寿命化することを決定した。 2013年(平成25年)、セルビは解体され、同年11月28日に市は跡地の引き渡しを受けた。 2015年(平成27年)9月1日からつり天井の撤去、いすの拡幅などの工事を開始。 2016年(平成28年)8月22日、公募により愛称が「あおいホール」に決まったことが発表された。市民会館から南へ下る道路の歩道が市民会館南交差点の手前で途切れていたため、安全を確保するために交差点北東角地を取得し、歩道を整備した。同年10月1日、リニューアルオープン。座席は1,100席と400席余り削減した一方、椅子の横幅と前後のスペースを広げてゆとりを持たせた。ホールの舞台も拡張された。改修費は約33億8,400万円。延床面積は9,763m²。 休館日は、第1・第3月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は翌日以降の最初の休日でない日)、12月29日~1月3日。
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